アイス・スパイス、黒澤映画のハリウッドリメイク作品で俳優デビュー

アイス・スパイス 写真: AMY SUSSMAN/GETTY IMAGES
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ラッパーのアイス・スパイスが、黒澤明の映画『天国と地獄』をスパイク・リー監督×デンゼル・ワシントン主演でリメイクした『High and Low(原題)』で俳優デビューする。米『Variety』が第一報を報じた。

アイス・スパイスは本作にカメオ出演し、すでに撮影を開始しているという。キャストにはそのほか、ジェフリー・ライトとイルフェネシュ・ハデラも名を連ねている。

今年のグラミー賞で4部門にノミネートされたアイス・スパイスは、ニッキー・ミナージュとの楽曲で映画『バービー』のサウンドトラックに参加。これまで、テイラー・スウィフトとのコラボレーションも果たしている。

黒澤監督のオリジナル版は、企業買収の最中に運転手の息子が誘拐され、困難な決断を迫られる靴会社の重役を描いたクライムスリラー。本作は、ゴールデングローブ賞の外国語映画賞にノミネートされた。

リメイク版ではリーが監督・共同脚本を手がけ、Apple Original FilmsとA24が制作。A24は、Apple TV+でのストリーミング配信に先立ち、劇場公開を予定している。

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※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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