トニー賞 2024:『ステレオフォニック』&『ヘルズ・キッチン』が最多13部門にノミネート

『ステレオフォニック』&『ヘルズ・キッチン』写真: Retrieved from The Hollywood Reporter
『ステレオフォニック』&『ヘルズ・キッチン』写真: Retrieved from The Hollywood Reporter
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6月開催の第77回トニー賞のノミネートが発表され、アリシア・キーズが手がけた『ヘルズ・キッチン』がミュージカル部門、70年代の架空のバンドを描いた『ステレオフォニック』が演劇部門でそれぞれ作品賞を含む最多13部門に候補入りした。

また、1967年のS・E・ヒントンによる小説を原作とするミュージカル『アウトサイダー』が12部門、エディ・レッドメイン&ゲイル・ランキン主演『キャバレー』が9部門にノミネートされた。

驚異の13ノミネートを獲得した『ステレオフォニック』は、演劇部門としては史上最多のノミネート数となった(これまでのトップは、『スレーブ・プレイ』で12ノミネート)。

また、演劇部門主演男優賞にはジェレミー・ストロング(『民衆の敵』)、演劇部門主演女優賞にはレイチェル・マクアダムス(『メリー・ジェーン』)とジェシカ・ラング(『マザー・プレイ』)が候補に名を連ねている。

「第77回トニー賞授賞式」は現地時間6月16日、米ニューヨークのデヴィッド・H・コーク劇場で開催。司会は、アリアナ・デボーズが務める。

主なノミネーション

ミュージカル部門

作品賞

  • 『ヘルズ・キッチン』
  • 『Illinoise』
  • 『アウトサイダー』
  • 『Suffs』
  • 『Water for Elephants』

主演男優賞

  • ブロディ・グラント『アウトサイダー』
  • ジョナサン・グロフ『メリリー・ウィー・ロール・アロング』
  • ドリアン・ヘアウッド『The Notebook』
  • ブライアン・ダーシー・ジェームズ『酒とバラの日々』
  • エディ・レッドメイン『キャバレー』

主演女優賞

  • エデン・エスピノーザ『Lempicka』
  • マレア・ジョイ・ムーン『ヘルズ・キッチン』
  • ケリー・オハラ『酒とバラの日々』
  • マリアン・プランケット『The Notebook』
  • ゲイル・ランキン『キャバレー』

助演男優賞

  • ロジャー・バート『Back To The Future: The Musical』
  • ジョシュア・ブーン『アウトサイダー』
  • ブランドン・ビクター・ディクソン『ヘルズ・キッチン』
  • スカイ・ラコタ・リンチ『アウトサイダー』
  • ダニエル・ラドクリフ『メリリー・ウィー・ロール・アロング』
  • スティーヴン・スカイベル『キャバレー』

助演女優賞

  • ショシャナ・ビーン『ヘルズ・キッチン』
  • アンバー・イマン『Lempicka』
  • ニッキ・M・ジェームズ『Suffs』
  • レスリー・ロドリゲス・クリッツァー『Monty Python’s Spamalot』
  • ケシア・ルイス『ヘルズ・キッチン』
  • リンゼイ・メンデス『メリリー・ウィー・ロール・アロング』
  • ビビ・ニューワース『キャバレー』

演劇部門

作品賞

  • 『Jaja’s African Hair Braiding』
  • 『メリー・ジェーン』
  • 『マザー・プレイ』
  • 『Prayer for the French Republic』
  • 『ステレオフォニック』

主演男優賞

  • ウィリアム・ジャクソン・ハーパー『ワーニャ伯父さん』
  • レスリー・オドム・Jr『Purlie Victorious: A Non-Confederate Romp Through the Cotton Patch』
  • リーヴ・シュレイバー『ダウト~疑いについての寓話』
  • ジェレミー・ストロング『民衆の敵』
  • マイケル・スタールバーグ『Patriots』

主演女優賞

  • ベッツィ・アイデム『Prayer for the French Republic』
  • ジェシカ・ラング『マザー・プレイ』
  • レイチェル・マクアダムス『メリー・ジェーン』
  • サラ・ポールソン『Appropriate』
  • エイミー・ライアン『ダウト~疑いについての寓話』

助演男優賞

  • ウィル・ブリル『ステレオフォニック』
  • イーライ・ゲルブ『ステレオフォニック』
  • ジム・パーソンズ『マザー・プレイ』
  • トム・ペシンカ『ステレオフォニック』
  • コリー・ストール『Appropriate』

助演女優賞

  • クインシー・タイラー・ベルンスティーン『ダウト~疑いについての寓話』
  • ジュリアナ・キャンフィールド『ステレオフォニック』
  • セリア・キーナン・ボルジャー『マザー・プレイ』
  • サラ・ピジョン『ステレオフォニック』
  • カラ・ヤング『Purlie Victorious: A Non-Confederate Romp Through the Cotton Patch』

そのほかのノミネートはこちら

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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