ミシェル・ヨー、『ウィキッド』出演にあたっての緊張と挑戦を語る
ミシェル・ヨーは2018年の『クレイジー・リッチ!』でジョン・M・チュウ監督と共に仕事をした後、監督からミュージカル映画『ウィキッド ふたりの魔女』への出演依頼を受けたが、ヨーはそのオファーに対し、いくつか質問を抱いたという。
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ロサンゼルスでの映画プレミアにて、ヨーはチュウ監督から「マダム・モリブル役を念頭に脚本を読んでほしい」と頼まれたことを振り返った。「その時、私は『ウィキッド』を見たことがなく、彼が何を言っているのか全く分かりませんでした。『オズの魔法使い』は知っていましたが、ミュージカルの方は観ていなかったんです。しばらく劇場に行く機会がなくて、大好きなミュージカル鑑賞ができていなかったんです」と語った。
『ウィキッド』は、20年間ブロードウェイでヒットしている作品で、『オズの魔法使い』の前日譚を描いている。シズ大学でのエルファバ(シンシア・エリヴォ)とグリンダ(アリアナ・グランデ)の友情を描き、マダム・モリブルは大学の校長であり、エルファバの指導者である。
続けて、「脚本を読んでからジョンに電話して『これはミュージカルで、彼女は歌うのね』と伝えました。すると彼は『大丈夫、楽しいよ。君なら挑戦できる』と言ってくれました。そして、次に気づいたら、ジョンがアリアナとシンシアと一緒にビデオ通話をしていて、『ぜひ今すぐ私たちに参加してほしい』と言われたんです」と述べた。
歌うことについて、ヨーは「ただ緊張していただけでなく、正直怖かったです」と不安を感じていたが、コーチと一緒に練習する中で「筋肉を別の方法で使いながら学ぶ過程は、俳優としての声にも良い影響を与え、非常に楽しかったです」と話した。
映画『ウィキッド ふたりの魔女』は、米国で11月22日に公開され、日本では来年2025年春に公開予定。
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