ヒュー・グラント、『ノッティングヒルの恋人』で演じたキャラクターは「哀れ」だと語る

俳優のヒュー・グラントが、1999年のロマコメ映画『ノッティングヒルの恋人』で自身が演じたキャラクターについて振り返った。

グラントは最近、これまでの出演作のシーンを振り返る『Vanity Fair』誌の企画「Scene Selection」に参加し、ジュリア・ロバーツの相手役として自身が演じたウィリアムが 「哀れ」だと思う理由を次のように語った。

「この映画がテレビで流れるたびに、『どうして僕の役柄には、度胸がないんだろう』と思うんです。劇中、彼女が僕の家にいて、パパラッチが玄関に来てベルを鳴らすんです。僕は彼女が横を通り過ぎてドアを開けるのを、ただ見ていただけだと思います。ひどいですよね」

そしてグラントは、「これまで付き合った彼女や妻にも、『なぜ彼女を引き止めなかったの？』と散々言われてきました。それに対する答えはなくて、僕は脚本通りに演じただけです。彼は本当に哀れだと思います」と続けた。

ロジャー・ミッシェル監督の『ノッティングヒルの恋人』は、有名女優のアンナ（ロバーツ）がノッティングヒルの書店主ウィリアム（グラント）と恋に落ちるさまを描いている。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集／和田 萌

映画の主題歌、エルヴィス・コステロの『She』が大ヒットを記録したことでも印象的な本作。
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