『モアナ2』ジャパンプレミア、屋比久知奈「新たな冒険を全身で楽しんで」
米ウォルト・ディズニー・アニメーション映画の最新作『モアナと伝説の海2』のジャパンプレミアが28日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、日本語吹き替え版声優の屋比久知奈、小関裕太、鈴木梨央、ソニンが出席した。
8年ぶりの続編で、世界興行収入6億4000万ドル(約960億円)を突破し、日本でも51億6000万円を記録した前作から3年後が舞台。19歳になったモアナが新たな仲間を得て、さらなる困難な冒険へと向かっていく物語だ。
モアナ役を続投した屋比久は、「私自身がモアナの大ファンで、たくさんの勇気や元気をもらった。やっと新しい冒険を見ていただけることが本当にうれしい」と感慨深げ。「モアナは大人になったからこその責任、使命があるが、その先にある試練に対する恐怖や葛藤もある。その気持ちの流れを感じてほしい」と話した。
そのほかの3人は新たな仲間となる役どころ。小関は「1人では乗り越えられないハードルも、仲間の絆で乗り越えられるところはパワーアップしてお届けできる。映像美と音楽美は言葉に代えられないほど鳥肌もの」と自信たっぷりに語った。
鈴木は劇中でラップに初挑戦し、「楽譜を見てどういうことだろうと思ったけれど、何度も練習してどこでも口ずさめるよう自分の中に落とし込んだ。ちょっと注目してほしい」とアピール。ソニンは、「冬の公開だけれど、リゾートに行って癒されるほどのヒーリング効果がある。24年に疲れたことがあった人も、全てが輝かしいものに変わる体験になる」と自ら太鼓判を押した。
そして、屋比久が劇中歌の「ビヨンド~越えてゆこう~」をソロで、3人が加わって「帰ってきた、本当のわたしに」を生歌唱。屋比久は、「少しでも元気をもらって一歩踏み出してみようと、自分を肯定して背中を押してくれる作品を全身で楽しんで」と力強く語った。
『モアナと伝説の海2』は、12月6日に全国で公開される。
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元
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