『ムファサ』のバリー・ジェンキンス監督、「CGI映画製作は得意分野ではない」

Barry Jenkins
バリー・ジェンキンス 写真: Amanda Edwards/Getty Images
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バリー・ジェンキンス監督が『ライオン・キング:ムファサ』の制作について、CGI技術を用いた映画製作は彼の好みではなく、ライオン・キングの世界での全CGI作品が完成した今、「逆の方向で作業する」ことに興奮していると語った。

『ライオン・キング:ムファサ』は、2019年の『ライオン・キング』の続編で、ディズニー・アニメーションの1994年の同名映画の「実写」リメイクである。前作と同様に、『ライオン・キング:ムファサ』は完全にCGIで、サファリのキャラクターに命を吹き込むためにフォトリアリスティックなアニメーションを採用している。

最初は映画のプロジェクトを断る意向だったというジェンキンスだったが、脚本を読むうちに興味を持ち引き受けることとなった。しかし、脚本をデジタルで実現するのは困難であることが判明した。CGI 映画にはセットや衣装は必要なく、代わりに空のサウンドステージが使用された。

「CGI映画製作は私の得意分野ではありません」とジェンキンスはそのプロセスについて語った。

ジェンキンスは「質感があり、有機的に感じられるものにしたい」と映像を追求し、すべてが人工的に作られたように見えることを避けたいとの考えのもと製作を行っていった。ディズニーとの協働では、長回しのショットや細部へのこだわりを通じて、自身の映像哲学を反映した。

『ライオン・キング:ムファサ』は12月20日に劇場公開予定。

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら

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