『ソウルフル・ワールド』ほかコロナ禍で配信されたピクサー作品が来年アメリカで劇場公開へ

『ソウルフル・ワールド』、『私ときどきレッサーパンダ』、『あの夏のルカ』写真: ©DISNEY+/COURTESY EVERETT COLLECTION; WALT DISNEY CO./COURTESY EVERETT COLLECTION (2)

米ディズニーが6日、ピクサー『ソウルフル・ワールド』、『あの夏のルカ』、『私ときどきレッサーパンダ』の3作品を劇場で公開すると発表した。3作品はコロナ禍が原因で劇場公開されず、Disney+で配信されていた。

2020年のオスカー受賞作『ソウルフル・ワールド』は、中学校の音楽教師が「生まれる前の世界」へ送られるという物語で、来年1月12日にアメリカで劇場公開される。レッサーパンダに変身してしまう少女の姿を描いた『私ときどきレッサーパンダ』(2022)は2月9日、『あの夏のルカ』は3月22日にそれぞれ封切られる。

また、アカデミー賞短編アニメ賞受賞作『フォー・ザ・バーズ』(2000)が『あの夏のルカ』と同時上映される。さらに、『夢追いウサギ』(2020)と『猫とピットブル/キットブル』(2019)の短編2作品がそれぞれ「ソウルフル~」、「私ときどき~」と同時上映予定だ。

ピクサーがコロナ明けに劇場公開に踏み切った最初の作品は、2022年の『バズ・ライトイヤー』。その後、今春の『マイ・エレメント』が続いた。

最新作は『インサイド・ヘッド2』

待機作は、2015年のオスカー受賞作の続編『インサイド・ヘッド2』で、来夏の公開が予定されている。子どもの頭の中を描いた作品で、続編ではティーンエイジャーになったライリーが新たな感情に向き合うことになる。

ディズニーの関係者によると、劇場公開を決断した理由はいくつかあるそうだ。その中には、ストライキによる来年の鈍化や、新作『インサイド・ヘッド2』を宣伝する機会になることが含まれるという。

※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら

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