『マダム・ウェブ』への批評に対し、ソニー・ピクチャーズCEOが反論「悪い映画ではない」

退任を控えたソニー・ピクチャーズのトニー・ヴィンチケラCEOは、映画『マダム・ウェブ』に対する厳しい批評に反論した。

先日行われたロサンゼルス・タイムズのインタビューで、トニー・ヴィンチケラ氏は、今年公開されたマーベル映画について、「悪い映画ではない」と主張し、その否定的な評価についてはメディアのせいだと語った。

「『マダム・ウェブ』について少し触れておきましょう。劇場では期待外れでしたが、その原因はメディアが徹底的に叩いたからです。悪い映画ではなく、Netflixでは非常に好評でした」

「なぜか、メディアは私たちが『クレイヴン・ザ・ハンター』や『マダム・ウェブ』のような映画を作ることを嫌っていて、批評家たちはそれらを徹底的に叩きました」

「『ヴェノム』も同じように叩かれましたが、観客は『ヴェノム』を愛し、それを大ヒットさせました。これらはひどい映画ではありません。ただ、なぜか批評家たちに徹底的に叩かれました」

『マダム・ウェブ』は公開初週に2,620万ドルを記録し、当時ソニーのスーパーヒーロー映画としては最悪のスタートとなった。同じく2024年12月に公開された『クレイヴン・ザ・ハンター』は、米国内ボックスオフィスで1,100万ドルのオープニングを記録した。

スパイダーマン・ユニバースに新しい戦略が必要かどうか尋ねられたヴィンチケラ氏は、「確かに再考が必要だと思います。これまで不運が続いているので、次の作品を出しても、良い映画でも悪い映画でも、また批評されてしまうでしょう」と答えた。

※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。

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