ハリー王子とメーガン妃、LA火災犠牲者に家を開放するよう人々に呼び掛ける
ハリー王子とメーガン妃は、ロサンゼルスで発生している山火事の被害者を支援するため、自宅の提供が可能な人々に向けて懇願した。
ロサンゼルス郡では18万人以上の住民が避難を余儀なくされ、数千エーカーが焼失。
夫妻は自らのウェブサイト「sussex.com」にこう記した。
「ここ数日間、南カリフォルニアの山火事は地域を襲い、家族、住宅、学校、医療施設などが甚大な被害を受け、さまざまな立場の人々に影響を及ぼしています。非常事態宣言も出されました。」
モンテシートで2人の子供と共に暮らすサセックス公爵夫妻は、現在救援活動を行っている団体をリストアップ。
その中には、夫妻の「アーチウェル財団」と長年提携しているホセ・アンドレス氏の「ワールド・セントラル・キッチン」が含まれている。
このNGOは、火災被害者や救助活動にあたる人々に食事を提供している。
さらに、カリフォルニア州森林防火局(CAL FIRE)やロサンゼルス消防局財団(L.A. Fire Department Foundation)など、命をかけて消火活動を行う消防士を支援する団体や、動物や野生生物のケアを行う「アニマル・ウェルネス財団」も紹介している。
声明の終わりでハリー王子とメーガン妃は、地域住民に「支援の手を差し伸べる」よう呼びかけた。
「友人や家族、大切なペットが避難を必要としていて、もしあなたが安全な避難場所を提供できる場合、どうか自宅を開放してください。また、障がいがある方、高齢の近隣住民が避難に困っていないか確認することも忘れないでください。支援をお願いします」と続けた。
また、「多くの家族や人々が全てを失っています。衣類、子ども用のおもちゃや服、その他の生活必需品の寄付をぜひご検討ください。アメリカ赤十字社は現地で支援活動を行っています。」と続けた。
火災は、強風によって助長され、パシフィック・パリセーズで火曜日に発生。
その後、夜の間にマリブやサンタモニカに広がった。
木曜日の夕方時点で、ギャビン・ニューサム州知事はパリセーズ地域の鎮火率が6%に達したと発表。
一方、イートン地域では鎮火率が0%のままとなっている。
同日夜、新たな火災がカリフォルニア州ウェストヒルズで発生し、カラバサスやヒドゥン・ヒルズ周辺の住宅地にも迫っている。
これまでに10名が死亡していることが確認されており、避難命令が出された住民は18万人以上に達しており、その数はさらに増えることが予想されている。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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