『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』が日本で歴代最高のオープニング記録を更新 公開4日で49.4億円突破

大ヒットアニメ『鬼滅の刃』の最新作『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』が、日本で公開初週から驚異的な興行成績を記録した。7月19日(金)に公開された本作は、初日に116万人を動員し、興収は11.1億円に達して日本映画史上最高の金曜日記録を樹立。3日間での興収は37.3億円、祝日を含む4日間では49.4億円を突破し、歴代オープニング成績の新記録となった。
IMAXでも大きな成果を上げており、全国59スクリーンでの上映で3.5億円を記録。1スクリーンあたりの平均興収は約480万円となり、日本におけるIMAX史上最大のオープニングとなった。
この勢いは、2020年に社会現象となった『無限列車編』を上回るペースで進んでいる。『無限列車編』はパンデミック下にもかかわらず最終的に約400億円の国内興収を記録し、日本映画史上最大のヒット作となったが、今回の『無限城編』はその初動を約19%上回るスタートを切っている。
監督は外崎春雄、制作はアニメスタジオufotable。原作・吾峠呼世晴による漫画の最終章『無限城編』を原作に、炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助ら鬼殺隊が鬼の王・鬼舞辻無惨との最終決戦に挑む。声優陣も前作から続投し、制作はアニプレックス(ソニーグループ傘下)が担当。
本作は9月12日から北米やヨーロッパでも公開予定で、40以上の国と地域でのIMAX上映も決定している。海外アニメ市場が拡大を続ける中、『無限城編』も再び国際的な大ヒットとなることが期待されている。
日本の映画市場では近年アニメ作品のシェアが拡大しており、2024年の邦画興収は全体の約75%を占め、そのうちアニメが半数以上を占めた。IMAXはこうしたアニメ人気を受け、国内での上映体制を強化しており、今後もアニメ分野との連携が続きそうだ。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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