マーティン・スコセッシ、ベルリン映画祭で金熊名誉賞を受賞へ
巨匠マーティン・スコセッシが、来年のベルリン国際映画祭で金熊名誉賞を受賞することが発表された。
スコセッシは、来年2月20日にBerlinale Palastにて行われるセレモニーで賞を受ける。監督最新作『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』は現在、各アワードでノミネート入りを果たしている。
ベルリン映画祭のディレクター、マリエット・リッセンビーク氏とカルロ・シャトリアン氏は、選出について「映画とは、完全に個人的でありながら普遍的な物語を形成する芸術だと考える人にとって、スコセッシ氏は比類なきお手本です」と述べた。
「彼の作品は、観客、そして人間としての私たちの歴史に寄り添ってきました。登場人物は私たちの内側で息をし、育っています。また、歴史・人類に対する彼の視点は、私たちが一体何者で、どこからやって来たのかを理解するのに役立っています」
スコセッシはベルリンの常連で、過去には『レイジング・ブル』、『ギャング・オブ・ニューヨーク』、『シャッター アイランド』がアウト・オブ・コンペティション部門で上映。1992年には、『ケープ・フィアー』がコンペティション部門に選出された。
さらに、コンサート映画『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』は、2008年の映画祭のオープニングを飾った。
第74回ベルリン国際映画祭は、2024年2月15~25日に開催予定。
【関連記事】
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』がNY映画批評家協会賞で作品賞受賞 – THR Japan (hollywoodreporter.jp)
M・スコセッシが『ウルフ・オブ・ウォールストリート』に対する低評価に“超うんざり” – THR Japan (hollywoodreporter.jp)
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。