【インタビュー】ヨグマタ相川圭子が語る、ロサンゼルスと瞑想文化!「ウェルネスは広がっているが、本質的な変化はこれから」ハリウッドが求める“心の整え方”とは
ヒマラヤ大聖者であるヨグマタ相川圭子が、アメリカ・ロサンゼルスを訪れ、ウェルネスとその本質のあり方について語ってくれた。
ロサンゼルスは、世界有数のエンターテインメント都市であると同時に、ヨガや瞑想、マインドフルネスといったウェルネス文化の発信地としても知られている。ハリウッドの俳優やクリエイターたちがセルフケアや精神的成長を重視する文化を築いてきたこの街は、いまや世界のウェルネストレンドを牽引する存在となっている。
そんなロサンゼルスと長年深い縁を持つのが、ヒマラヤ大聖者であり瞑想指導者のヨグマタ相川圭子だ。インドで長年修行を積み、ヒマラヤ秘教の教えを受け継ぐ存在として活動する相川は、まだヨガや瞑想が現在ほど一般的ではなかった時代から、アメリカで講演やセミナーを行い、その普及に尽力してきた。
今回、ヨグマタ相川圭子は久しぶりにロサンゼルスを訪問した。かつて瞑想セミナーを開催し、多くの人々と出会ったこの街は、彼女にとって海外活動の原点のひとつでもある。空港近くのホテルで開催したセミナーがテレビニュースで取り上げられたこともあり、その後の国際的な活動へとつながる大きな転機となった。
近年、ウェルネス市場は世界的な成長を続け、瞑想やマインドフルネスはビジネスや教育の現場にも浸透している。一方で相川は、「本当の変化は、知識ではなく体験によって起こる」と語る。ウェルネス文化の中心地とも言われるロサンゼルスをどのように見ているのか。そして、インド、日本、欧米における瞑想文化の違いをどう捉えているのか。久しぶりに訪れた思い出の地で話を聞いた。
【動画】Yogmata Keiko Aikawa on Los Angeles, Meditation, and the True Meaning of Wellness
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相川圭子、ロサンゼルスとの出会いと“中心地”としての印象
――ロサンゼルスに初めて来られたのはいつ頃でしょうか?
相川:30代の頃に、インド中のヨガのアシュラムやヨガセンターを巡って、4〜5年ほど過ごしました。その後、アメリカに行きたいと思い、その前に世界一周の旅に出ました。インドに1ヶ月、ヨーロッパに1ヶ月、そしてアメリカに1ヶ月という計画でした。
ただ、ニューヨークとロサンゼルスに行こうとしたタイミングでトラブルがあり、そのまま日本に戻ることになりました。それで改めてロサンゼルスに来たんです。
当時のロサンゼルスには、瞑想やヨガの指導者、心理学の研究者などが集まっていて、そうした分野の中心のような場所でした。いろいろなセンターを見て回りました。

ハリウッドからサンタモニカへ、都市全体を巡る
相川:最初は調査のような感覚で、さまざまな場所を見て回りました。ヨガや瞑想のセンターだけでなく、エアロビクスやジャズダンス、アレキサンダー・メソッドなど、体の使い方についての方法も研究しました。
ハリウッド、サンセット・ブルバード、ビバリーヒルズ、サンタモニカなど、いろいろな場所を回りましたが、ロサンゼルスはとても広く、移動も大変でした。
その後、パイロット・ババジと一緒にロサンゼルスに来て、空港近くのマリオットホテルで瞑想セミナーを開催しました。テレビやニュースでも取り上げられ、そこが活動のスタートになりました。サンタモニカではホテルのスイートを借りてセミナーを開くなど、活動を広げていきました。

手作業から始まった普及活動とアメリカのウェルネス意識
相川:当時は、この教えをどうやって伝えていくかを考えながら活動していました。夜中にチラシを作り、封筒に入れて郵送するなど、すべて手作業でした。ロサンゼルスにはさまざまな教えがあり、ヨガとキリスト教を組み合わせたようなものもありました。
また、心理学や身体技法も発達していて、ジャズダンスやエアロビクス、体の使い方を整える方法なども研究されていました。アメリカでは、メンタルを整えることや自立する意識が非常に高いと感じました。医療費が高いこともあり、自分で健康管理をする意識が強いと思います。食文化も日本とは異なり、タンパク質中心でシンプルな食事が多く、ヴィーガン文化も広がっていました。

ロサンゼルスにおける瞑想の広がりと課題
――ロサンゼルスはそのスピリチュアリティやウェルネスへの関心が高い都市ですが、ロサンゼルスの人々の瞑想やヨガに対する姿勢についてどのように感じていますか。
相川:チベットやインドの先生が多く来ていて、現在はそれぞれが独自の方法を作り、瞑想を習慣として取り入れています。食事もヴィーガンやベジタリアンが広がっています。
ただ、広く行われているのはマインドフルネスのようなシンプルな瞑想です。「今この瞬間に意識を向ける」という考え方です。もちろんそれも大切ですが、より根本から内側を変えていくような深い実践は、まだ十分に広がっていないと感じています。
インド・欧米・日本における受容の違い
――日本、インド、ニューヨークに道場をお持ちですが、それぞれの活動場所での活動にはどのような違いや特徴がありますでしょうか。
相川:インドは信仰が非常に強く、伝統的な儀式や考え方を重視しています。カルマを焼くという考え方もあり、何日も儀式を行うこともあります。また、人口が多く日常が賑やかなので、静かに瞑想するにはヒマラヤのような場所に行く必要があります。
一方で、アメリカやヨーロッパはより実践的で、自分自身で取り組む文化があります。ただし、瞑想の内容としては基本的なものが中心です。ヒマラヤの伝統に基づく深い実践は、まだ広く知られていません。
日本は精神的な理解と科学的な理解の両方があり、とても素直で熱心です。ただ、自己表現については、もう少し自然に表現していくことも大切だと思います。
「変化は外側ではなく内側から始まる」
――今後の海外での活動やメッセージについて教えてください。
相川:国連のヨガデーなどを通じて、世界に向けて発信していきたいと思っています。人は体・心・意識を持っていて、それを成長させていくことができます。ヒマラヤでは何千年にもわたって「自分とは何か」を探求してきました。
科学が発達した今でも、本質的な変化は内側から起こります。知識として理解するだけでなく、実際に体験して変わることが大切です。

ロサンゼルスへのメッセージ「変化を成長に変える」
――ロサンゼルスの人々へのメッセージをお願いします。
相川:ロサンゼルスは気候もよく、とても恵まれた場所ですが、山火事などもありました。自然は常に変化しています。私たちの内側には変わらないものがあります。それに気づくことが大切です。
変化をただ嘆くのではなく、それを学びにして成長していくこと。そして愛を持って環境や社会と向き合うことが重要だと思います。
ロサンゼルスの人々はエネルギーがありますので、その力を活かして、より良い生き方をしてほしいと思います。
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相川圭子プロフィール
ヨグマタ相川圭子は、インド政府唯一の公認ヒマラヤ大聖者であり、女性として史上初めて「究極のサマディ(悟り)」に到達したシッダーマスター(サマディヨギ)であり、現在、世界で唯一会うことのできる存在。日本、海外での著書の出版実績は80冊以上、累計100万部以上。欧米各地で講話と祝福を行い、宇宙的愛と叡智をシェア。ニューヨーク国連本部において、2023年の国際ヨガデーでは、インドのナレンドラ・モディ首相に祝福を行ったことも注目を集めた。人々の意識の進化と能力開発をガイドする存在として、日本とインドを結ぶ平和のキーパーソンとしても、国内外から注目を集めている。
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