『アブソリュート・バットマン』アニメ化決定 DC初のジョーカーアニメも始動
DCスタジオとワーナー・ブラザース・アニメーションは、フランスで開催されたアヌシー国際アニメーション映画祭で新たなDCアニメ作品を発表した。大ヒットコミック『アブソリュート・バットマン』のアニメシリーズ化が正式決定したほか、DC初となるジョーカーのアニメシリーズ『ジョーカー:ラフ・ライオット(原題:Joker: Laugh Riot)』の制作決定、さらにスーパードッグ・クリプトを主人公にした新作シリーズの開発も明らかになった。
ジョーカー初のDCアニメシリーズ『ジョーカー:ラフ・ライオット』制作決定
今回の発表では、ジョーカー初となるアニメシリーズ『ジョーカー:ラフ・ライオット』の制作決定が明らかになった。
監督は青木康浩が務め、日本のアニメ制作会社SOLA Entertainmentがワーナー・ブラザース・アニメーション、DCスタジオと共同で制作を担当する。
物語では、バットマンが何者かに殺害されるところから始まる。宿敵を失ったジョーカーは犯人を突き止めるため、ゴッサム・シティの裏社会へと足を踏み入れ、独自の捜査を開始。真相を追う中で、悪役だったジョーカーが次第に自警団(ヴィジランテ)のような存在へと変化していくという、これまでにない設定が描かれる。
現時点で放送・配信プラットフォームは発表されていない。
『アブソリュート・バットマン』がアニメシリーズ化
2024年にスタートしたコミック『アブソリュート・バットマン』は、従来のバットマン像を大胆に再構築した作品として注目を集めた。
主人公ブルース・ウェインは裕福な名家の御曹司ではなく、労働者階級として育った設定となり、幼少期に亡くしたのは両親ではなく片親のみ。さらに、巨大な体格と圧倒的な腕力を持つこれまでにないバットマンとして描かれている。
シリーズは累計600万部以上を売り上げ、『アブソリュート・バットマン』単独でも11刷を重ねるヒット作となった。この成功はDCコミックス全体の販売にも大きく貢献し、市場シェア拡大の原動力となっている。
アニメ版には、原作を手がけた脚本家スコット・スナイダーがショーランナー兼エグゼクティブプロデューサーとして参加。作画を担当したニック・ドラゴッタもプロデューサーとして制作に加わる。
クリプトを主人公にした新作アニメも開発中
あわせて、スーパーマンの愛犬クリプトを主人公にしたタイトル未定の新作シリーズの開発も進行している。
製作総指揮は、『スポンジ・ボブ』シリーズで知られるC.H.グリーンブラットが担当。クリプトが落ちこぼれの犯罪志望グループと行動を共にしながら、持ち前の純粋さで彼らを少しずつ変えていくコメディ作品になるという。
クリプトは昨年公開の『スーパーマン』にも登場し、今後公開予定の『スーパーガール』でも重要な役割を担うキャラクターとして注目を集めている。
DCアニメの新展開が加速
DCスタジオとワーナー・ブラザース・アニメーションは現在、『バットマン:マントの戦士』シーズン2や『バットマン: ナイトフォール(原題:Batman: Knightfall)』など複数のアニメ作品を進行中。今回発表された3作品は、DCアニメーション作品のさらなる拡充を象徴するラインアップとなりそうだ。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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