クリス・プラット、「クリス違い」の被害者だったことを告白

クリス・プラットはレイバン・メタグラスのCMで、マーベル作品でも共演したクリス・ヘムズワースと再びタッグを組んだ。マシュー・ヴォーン監督の手がけたCMは、2人がメガネに搭載されたAIの機能を使いながら博物館を探検するというユーモラスな内容となっており、クリス・ジェンナーも最後の方に登場する。

レイバンとメタが共同開発した商品は、ウェアラブルテクノロジーをよりスタイリッシュにすることで、人々に浸透させようとする最新の試みだ。（お馴染みのウェイファーラーを含む3種類のフレームが用意されている。）既存の商品に搭載されている動画撮影機能の他に、レイバン・メタグラスにはAIが搭載されているため、リアルタイムで着用者の質問に答えたり、文章を翻訳することができるのだそう。

今回米『ハリウッド・レポーター』は、クリス・プラットにインタビューし、CMの撮影秘話や、さらにはプラットが他の「クリス」と間違えられた事件についても聞くことができた。そんなプラットは『アベンジャーズ：エンドゲーム』を手がけたルッソ兄弟が監督する『エレクトリック・ステイト』に出演予定だ。

Q：どの「クリス」によく間違えられる？

プラット：しょっちゅうクリス・パインだとかクリス・エヴァンスって呼ばれます。あんまり何度も間違えられるからその場で直すのはもうやめました。でもなぜか（クリス・）ヘムズワースには間違えられたことがないんです。腕の太さは一緒なのに不思議ですね。

Q：CMに2人のクリスを出すというのは誰のアイデア？先にオファーをOKしたのはどっち？

プラット：ヘムズワースとは長いこと知り合いだし、マーベルでも楽しんで一緒に仕事をしています。これまで彼とはいろんなプロジェクトに関わってきたから、古い友達と一緒に何か新しくてクリエイティブなことに挑戦したいと思っていました。このメタのメガネみたいなクリエイティブなものはスーパーボウルっていう感動の瞬間のなかでいいアクセントになったと思います。それにクリス・ジェンナーはレジェンドですし、みんなで仕事をしながらレイバン・メタグラスのAI機能で遊ぶのはすごく楽しかったです。

Q：日常生活でもこのメガネを使う予定はある？もしそうだとしたらどんなシーンでこのメガネを使う？

プラット：ええもちろん！実はCM撮影の準備のために一つメガネをもらってて、役者たるもの準備が大事でしょう？そういうわけで使ってみたけど、ほんとに最高の使い心地です、私が保証します！特にすごいのは、これを使って動画を撮った時に、後でそれを再生してみると動画を撮ったまさにその瞬間そのものが再生されることですね。聞こえてきた音だとか、視点も完全にその時の記憶と同じものになります。ほんとに完璧だしとにかく凄いんです！スマホを使ってクールな瞬間を動画に撮ろうと思ったら、なんていうか自分はそこから一旦外に出なきゃならないでしょう？撮影中はライブや花火とか子供じゃなくて、スマホを見ていなければなりません。でも、レイバン・メタグラスを使えばわざわざスマホを構えることで特別な瞬間を台無しにする必要もないんです。特に小さな子供たちは、メガネで撮影してることに気づかないからいいですよね。ビデオを見返すと、彼らは俺の目を見て笑ったり、かわいいことを言ったり、ハッピーバースデーとか歌ったりしているんです。もちろん、AI機能を使って、メガネに「あの山の高さは？」とか、「あの建物の名前は？」なんて質問するのも楽しかったです。本当にこのメガネはゲームチェンジャーになると思います。

Q：スーパーボウルのCMに起用されることは多くの俳優にとって大きな達成だと思うけど、お気に入りのスーパーボウルのCMはある？

ええ、それでいうと「喋る赤ちゃん」（Eトレードによるもの）とか「whatsuuup!!!」（バドワイザーによるもの）とかですね。私は何かと「再会」するのが好きなんです。きっとみんなも同じでこういうCMを見て昔好きだったテレビ番組とか映画を思い出すことで、そのブランドのストーリーを一味違うものにするんだと思います。私は自分の好きな映画や番組へのオマージュを見るのが大好きですが、それと同時に今回私たちが作り上げたCMをみんなが見てくれるっていうことにもワクワクしています。私たちはこの作品に命を吹き込む過程でとても楽しい時間を過ごせました。芸術についても本当に色々学べたし、それとクリス・ジェンナーにちょっかいを出すなっていういい勉強にもなりましたね。

※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事（英語）はこちら

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