『ヴァンパイア・ダイアリーズ』俳優が引退した衝撃の理由!イアン・サマーホルダーの現在と泥沼の裏事情
大ヒットドラマ『ヴァンパイア・ダイアリーズ』で一躍脚光を浴びたイアン・サマーホルダー。2019年以降スクリーンから姿を消しているサマーホルダーが、ハリウッドに別れを告げた真相を語った。
▼イアン・サマーホルダーが現在、表舞台から遠ざかっているワケ

イアン・サマーホルダーが俳優業に見切りをつける決定打となったのは、自身が主演と製作総指揮を務めたNetflixのSFシリーズ『V Wars』での苦い経験だった。ポッドキャスト番組『Haley on the Go』に出演したサマーホルダーは、同作の制作過程で味わった過酷な裏舞台について振り返っている。
「ヴァンパイアではなく、科学者としての自分を表現したかった」と熱意を持って臨んだものの、1年近くかけて撮影した初期の完成版は「まともに観られない状態」だったという。サマーホルダーは配信を止めるため、スタジオ側に「何百万ドルもの制作費を全額返金するから名前を外してほしい」とまで懇願したと明かしている。
【動画】Netflixシリーズ『V Wars』海外版予告編
その後、作品を立て直すためにクリエイティブ面の主導権を要求。Netflix側の同意を得たものの、追加予算は一切出なかった。サマーホルダーは自ら600万ドル(9億7,200万円)以上の資金を調達し、不眠不休で再撮影を敢行した結果、過労で入院する事態にまで追い込まれたという。
▼権力争いに嫌気、「自分の貴重な人生を費やしたくない」

努力の甲斐あり、2019年12月に配信された同作はヒットを記録。しかし、翌年3月にわずか1シーズンで突然の打ち切りが決まる。サマーホルダーによると「役員たちの内紛の末に、裏で勝手にキャンセルされた」という。後にスタジオ側から「打ち切りは誤りだったが、前例を作るわけにいかないため覆せない」と説明された。
この不条理なドラマに、サマーホルダーはハリウッドの仕組みそのものへ疑問を抱くようになる。「学生時代にコンプレックスがあり、今になって権力を誇示したいだけの役員のために、自分の貴重な人生を費やしたくない」と痛感し、妻ニッキー・リードに引退の意思を告げ、潔く業界から身を引く決断を下した。
現在のサマーホルダーは、妻と共同設立したサプリメントブランドや、元共演者と立ち上げたバーボンブランドなど、実業家としての活動に情熱を注ぐ。米『ピープル』の2024年のインタビューでも「賞を追い求める必要なんてない」と現在の生活への満足感を吐露しており、家族と地球の未来を見据え、新たな人生を歩んでいる。
【動画】元共演者ポール・ウェズレイとバーボンブランドを設立したサマーホルダー
記事/和田 萌

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