ヘンリー王子夫妻、国王からの“公務お断り”通達に驚き 共有されたのは「メディア公開の1時間前」
イギリスへ生活拠点を移したヘンリー王子とメーガン妃に、王室から突然の「通知」が突きつけられた。チャールズ国王側から宮内長官を通じて関係機関へ送られたのは、夫妻が今も「公務を行う王族」ではないことを強く念押しする書簡だ。この国王側の唐突な動きに対し、夫妻側は「驚き」と困惑を隠せない様子を見せている。
▼突然の「公務復帰否定」書簡に驚き ヘンリー王子側との溝

英『BBC』によると、ヘンリー王子夫妻の広報担当者は、「事前にこの件についての連絡がなかったことに、おふたりは少し驚いていらっしゃいます」とコメントを発表。書簡が夫妻側に共有されたのはメディア発表のわずか1時間ほど前であり、チームがヘンリー王子本人に連絡を取った際には、すでに公開直前という厳しい状況だった。
書簡は政府機関や地方長官へも展開され、「2020年1月に公爵および公爵夫人が代表公務から退き、現在は王室の公務メンバーではないことは周知の事実」と明記。夫妻の活動をあらかじめ牽制する強い姿勢が示された。
国王側の措置は、王室離脱時の「サンドリンガム協定」を厳格に適用し、「殿下・妃殿下」の称号や税金による警備を安易に認めない姿勢を強調したものだ。しかし、渡英して慈善活動を本格化させようとしていた夫妻にとって、このタイミングでの「公務排除」の通達は、まさに寝耳に水ともいえる展開であった。
▼独立した活動模索も、王室「公務」の線引きは崩れず

一連の冷ややかな王室の対応とは裏腹に、夫妻の帰国を歓迎する民間団体も存在する。メーガン妃が支援してきた就労支援団体「スマート・ワークス」は、「公爵夫人ご一家を再び英国にお迎えできることを、大変うれしく思っております」とコメント。妃側も公務という枠組みを超えて、イギリスでの活動再開に意欲を見せる。
また、ヘンリー王子も自身が主催する国際スポーツ大会「インヴィクタス・ゲーム」など、王室の公務とは切り離した個人的な慈善事業への情熱は、今も衰えることなく持ち続けている。
子どもたちの新生活準備を進めるなかで突きつけられた、王室からの「公務不参加」の境界線。チャールズ国王側とのコミュニケーション不足があらわになったことで、夫妻側の困惑は増すばかりだ。王室公務という庇護を完全に失ったヘンリー王子夫妻は、ここから新たな関わり方を模索することになる。
記事/和田 萌
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