2024年F1マイアミGP日曜日:前アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプ氏も登場!
BLACKPINKのメンバーであるリサや、有名ユーチューバーでセレブボクサーのジェイク・ポールなど、トップセレブがマイアミグランプリの日曜日に姿を見せた。
しかし、今回の”真の”ハイライトは前アメリカ合衆国大統領であるドナルド・トランプの登場が”ラッキーチャーム”となり、ランド・ノリスがF1初優勝を飾ったことだ。
昨年に比べ、今年はトップハリウッドスターが少なかったが、映画プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーがパドックを回り、俳優のアンソニー・マッキーがマイアミグランプリを楽しんだことで、ファンはハリウッドの雰囲気を味わうことができた。
しかし、スポーツ、音楽、インフルエンサーのトップが参加した今年のマイアミグランプリには、今年もファンが憧れるセレブがたくさんいた。
ここでは、日曜日のメインレース・イベントに参加したセレブやインフルエンサーのほんの一部を紹介しよう。
アメリカンフットボール選手のトラビス・ケルシーやパトリック・マホームズ。
歌手のカミラ・カベロやBLACKPINKのリサ、レース開始前の国歌斉唱を行ったマーク・アンソニー。
歌手でアーティストのウィル・アイ・アムや、フェラーリのゲストとして登場したユーチューバーのジェイク・ポールの姿も見られた。
しかし、その中でも誰よりも注目を集めた人物がいた。
ドナルド・J・トランプ元アメリカ合衆国大統領だ。
大勢のファンや観客が見守る中、警察のエスコートとセキュリティーを従えて、トランプはマクラーレンのガレージを訪問。
その後、彼はグリッドまでエスコートされ、FIA会長のモハメド・ビン・スライエムとF1会長のステファノ・ドミニカリの案内を受けた。
また、優勝したランド・ノリスによれば、ドナルド・トランプの登場はマイアミグランプリのレース結果にも大きな影響を与えたという。
マイアミグランプリ決勝レース
アクション満載の土曜日のスプリントレースとグランプリ予選を終え、ファンは日曜日のマイアミ・インターナショナル・オートドロームでのメインイベントに備えた。
そしてレースはファンの期待を裏切ることはなかった。
現役世界チャンピオンに君臨するマックス・フェルスタッペンは、ポールポジションを死守。
スターティンググリッドに若干の変動があり、ダニエル・リカルドが20番手からスタートした一方、一部の戦略的選択を除いてほとんどのドライバーがミディアムタイヤを選択した。
フェルスタッペンは序盤の混乱にもかかわらずトップをキープし、オスカー・ピアストリが3位に浮上した。
レースが進むにつれて、フェルスタッペンがピンに接触するという小さなトラブルに見舞われ、セーフティカーが導入された。
これにより、ノリスを含む何人かのドライバーはピット戦略を駆使することができた。
ノリスはセーフティカー後にレースをリード。
しかし、フェルスタッペンは脅威であり続け、ノリスに挑戦。
一方、ピアストリとカルロス・サインツは激しいバトルを展開。
終盤、ノリスは冷静さを保って見事グランプリ初優勝を飾り、マクラーレンの長い勝利待望論に終止符を打った。
2位にはフェルスタッペンが入り、シャルル・ルクレール、サインツ((後にペナルティで5位)、セルジオ・ペレスがトップ5を占めた。
メルセデスはルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルがポイントを獲得。
ポイント圏外の争いではハースのケビン・マグヌッセンやウィリアムズのローガン・サージェントが接触に見舞われていた。
レース後のFIA公式プレスカンファレンスでは、ドナルド・トランプはランド・ノリスの”ラッキーチャーム(幸運のお守り)”だと冗談を言われたことを認めた。
日本のF1ファンにとっても、祝福すべきことがたくさんあった。
土曜日のスプリントレースですでに印象的なレースパフォーマンスを見せ、その過程で1ポイントを獲得した角田裕毅は、日曜日も完璧なレースパフォーマンスで印象づけた。
他のドライバーのミスやセーフティカーの導入に乗じて、角田は10番手から7番手まで順位を上げた。
この日角田は、VCARBチームにとって貴重な6ポイント、週末を通して合計7ポイントを獲得。
決勝レースではポイント獲得に至らなかったものの、土曜日のスプリントレースで5ポイントを獲得したチームメイト、ダニエル・リカルドを2ポイント上回った。
最後に
前2年はコース上での盛り上がりが少なく、コース外で大スターの活躍が目立っていたマイアミグランプリだったが、今年は違った。
もちろん今年もまた、あらゆるエンターテインメントカテゴリーからセレブリティが大集結したのが印象的だった。
しかし、今年はベテランF1ファンにも初心者ファンにも素晴らしいエンターテインメントが提供されたように感じた。マイアミグランプリを訪れたドナルド・トランプ元アメリカ合衆国大統領の”ラッキーチャーム”パワーもあったかもしれない。
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