エイミー・パスカルとデヴィッド・ハイマン、Amazon MGMのジェームズ・ボンド・フランチャイズ監督の交渉中

Amy Pascal and David Heyman
エイミー・パスカルとデヴィッド・ハイマン 写真: Joe Maher/Getty Images; JC Olivera/Getty Images
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Amazonジェームズ・ボンド・フランチャイズをエイミー・パスカルとデヴィッド・ハイマンの2人のプロデューサーに任せる最終交渉段階にある。

元スタジオ責任者からプロデューサーとなったエイミー・パスカルと『ハリー・ポッター』プロデューサーのデヴィッド・ハイマンが、Amazonのために由緒あるイギリスのスパイ・フランチャイズを監督・運営する交渉中だと確認した。Amazonはこの取引についてコメントを避けた。

この動きは、1960年代から007映画を製作してきたバーバラ・ブロッコリとマイケル・G・ウィルソンらプロデューサーからクリエイティブ・コントロールを引き継ぐ取引を締結しようとしている中で起きている。

2021年のAmazonによるMGM/UAとそのライブラリの84.5億ドルでの買収の重要な理由はボンドだった。しかしブロッコリとウィルソンは自社のEonを通じてボンドの相当な支配権を保持しており、次の映画のタイミングも含まれていた。そのため、Amazonは今年初めに10億ドル以上を追加で支払ったと報じられている。

交渉がどの程度進んでいるかは不明だが、両者は合意にかなり近づいているという。またこのボンド関連組織の構造がどのようになるかは不明だが、情報筋によるとパスカルが主導的なプロデューサー兼エグゼクティブになる可能性があるという。

パスカルとヘイマンはともに007の世界に独自のスキルセットをもたらす。パスカルはコロンビアとソニー・ピクチャーズの長年の責任者で、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントの共同会長となり、TV部門の監督も含まれていた。ソニーのハッキングスキャンダル中に解雇された後、彼女は独自の力強いプロデューサーとして浮上した。トム・ホランドの『スパイダーマン』映画や『スパイダーマン:スパイダーバース』アニメ映画、グレタ・ガーウィグの『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』やルカ・グァダニーノの『チャレンジャーズ』(Amazon MGM製作)などのドラマも製作してきた。

ヘイマンは8本の成功した映画を通じて『ハリー・ポッター』映画フランチャイズを導いたことで最もよく知られている。『パディントン』映画も製作し高評価を得ている。クエンティン・タランティーノのオスカー受賞作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でも監督と協力した。

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら

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