「タイタニックに出るな」ディカプリオの出演に大反対していた個性派俳優、映画史を変えかけた“幻の説得”を明かす
『タイタニック』で世界的スターとなったレオナルド・ディカプリオ。いまや映画史に残る代表作として知られる同作だが、公開前には出演を思いとどまらせようとした人物がいたという。俳優ジョン・C・ライリーがポッドキャスト番組『Where Everybody Knows Your Name』で、その知られざる舞台裏を明かした。
▼レオナルド・ディカプリオ、『タイタニック』出演を止められていた?

ジョン・C・ライリーは当時、親友のポール・トーマス・アンダーソン監督が手がける『ブギーナイツ』への出演をレオナルド・ディカプリオに勧めていた。ライリーは『ハードエイト』以来アンダーソン監督と親交があり、ディカプリオとも『ギルバート・グレイプ』で共演経験があったことから、自ら説得役を買って出たという。
【動画】ジョン・C・ライリーが告白、ディカプリオを『タイタニック』から引き離そうとした理由
ライリーは当時を振り返り、「『タイタニック』は沈む船の話だ。船が沈むことはみんな知っているし、その船に誰が乗っているかなんて気にしない」と冗談交じりに語ったと明かした。さらにアンダーソン監督について、「将来映画界を代表する才能になる」と熱弁し、『ブギーナイツ』への出演こそが正しい選択だと訴え続けたそうだ。
しかし、ディカプリオの周囲には異なる見方があった。ライリーによれば、当時のエージェントたちは『タイタニック』が大成功を収めると確信しており、ディカプリオ自身もジェームズ・キャメロン監督のプロジェクトに強く惹かれていたという。
▼結果は映画史を変える決断に

最終的に、ディカプリオは『タイタニック』への出演を決断。1997年に公開された同作は世界的な社会現象となり、歴史的ヒットを記録。ディカプリオはジャック役で一躍トップスターの仲間入りを果たし、その後のキャリアを決定づける作品となった。
一方、ディカプリオが見送った『ブギーナイツ』の主人公エディ・アダムス(ダーク・ディグラー)役にはマーク・ウォールバーグが起用された。同作はポール・トーマス・アンダーソン監督の出世作となり、ウォールバーグにとっても俳優としての評価を高める転機となった。なお、ライリー自身もリード・ロスチャイルド役で同作に出演している。
記事/和田 萌

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