是枝裕和監督、『箱の中の羊』大ヒット舞台挨拶で大悟らと再会「家族に会ったようでうれしい」
是枝裕和監督の映画『箱の中の羊』の大ヒット御礼舞台挨拶が6月15日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。
▼是枝裕和監督、『箱の中の羊』舞台挨拶で語ったキャストへの思い

是枝監督は大悟(千鳥)、桒木里夢、田中泯とともに登壇。「映画を1本撮ると、(出演者と)濃密な関係ができて特別な存在になる。久しぶりに家族に会ったようでうれしい」と相好を崩した。
大悟は開口一番、「同点で良かったあ」と、引き分けに終わったサッカーW杯北中米大会の日本―オランダ戦に言及。「いい試合やったし、皆朝早くて眠いのに映画館に来てくれてありがとう」と感謝した。
▼是枝監督も反応、千鳥の“異例プロモーション”

公開後、濱家隆一(かまいたち)や津田篤宏(ダイアン)ら芸人仲間からも絶賛の声が寄せられており、「凄かったという感想をいただいているけれど、わしのことばかり言うから申し訳ない。でも、ありがたいこと」と照れ笑い。ただ、相方のノブについては、「あいつは今、米国でサッカー(W杯)観とる。映画も観ているはずやけれど、照れくさいのかまだ何も言ってきとらん」と明かした。
さらに、コンビで出演するバラエティ番組でもプロモーションを展開。これには是枝監督が「あまりに僕の名前が連呼されて、それを見た人の反応が凄くて不思議な体験。僕もそれを求めてテレビを見るようになった。ずっと続けてほしい」と要望した。
▼田中泯が大悟を絶賛「俳優の演技の基になる手本」

本作の舞台挨拶には初参加となる田中は、「心からこの映画にお礼をしたい。台本を読んで、監督に『早く作らなければダメだよ』と言ってしまった。私たちの未来の問題が含まれた、とても大切なテーマを抱えている」と力説。大悟の演技に関しても、「まさに俳優の演技の基になる手本。とても刺激的な演技だった」とべた褒めした。
『箱の中の羊』は是枝監督の8年ぶりとなるオリジナル脚本で、息子を失った夫婦が同じ容姿のヒューマノイドを迎え入れる近未来の物語。是枝監督は、「生まれたばかりの映画です。産んじゃいましたが、育てていただくのは見ていただいた皆さん。どうか大きく豊かなものにしてあげてください」と呼びかけた。
取材/記事:The Hollywood Reporter Japan 特派員 鈴木元

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