柳楽優弥、43年ぶりリメイク『RYUJI 竜二』完成披露で自信をアピール「岐路に立っている人の背中を押せる」
俳優の柳楽優弥が主演の映画『RYUJI 竜二』の完成披露試写会が7日、東京・TOHOシネマズ新宿で開催された。上映後の舞台挨拶には柳楽のほか川栄李奈、萩原利久、JUNON(BE:FIRST)、三宅健、RYUKI(MAZZEL)、伊藤英明、水田伸生監督が登壇した。
▼柳楽優弥主演、映画『RYUJI 竜二』完成披露試写会を開催

映画『RYUJI 竜二』は、1983年に公開され、伝説のやくざ映画といわれ根強い人気を誇る『竜二』を43年ぶりにリメイクした作品。やくざの幹部・花城竜二が妻子のために足を洗い束の間の平穏な暮らしを手に入れるが、義兄弟の存在などから元の世界への未練を断ち切れず苦悩する姿を描く。
柳楽がオファーを受けたのは約7年前。「29歳だったので、その時はできなかったと改めて思う。前作は時代に作られた奇跡的な作品だったので、監督やプロデューサーと話し合いを重ね、今この時代に参加する意義を見つけられる時間になった」と振り返った。

水田監督は7年前に既に脚本があったことを明かし、「その後、3パターン作った。現代に置き換えたもの、地方都市を舞台にしたもの、韓国人の脚本に書いてもらったもの、その都度面白いが、元の時代感があるからこその『竜二』だという結論に至った」と説明。その上で、「柳楽くんと、今の時代に世に出てどう受け取ってもらうべきかを考えられて有意義だった」と語った。
▼キャストが語る、43年ぶりリメイクへの思い

柳楽の弟分を演じた萩原は「普段は連絡をくれない、43年前に見た方から連絡をいただいて、長く愛されている作品だとより実感した」、同じ役どころのJUNONも「父や祖父が知っていて、出ることに驚いていた。映画好きの友人からは『凄いじゃん』と言われた」と、オリジナルの影響力を感じていた。
三宅は柳楽の兄貴分で薬物中毒という設定に、「当然、薬物をやったことはなく映画やドラマでしか見たことがなかったので、依存されていた元薬物の売人で今は弁護士の方にいろいろと話を聞いた」と苦笑。柳楽との共演には「10代から連れ添った仲なので、2人で長く過ごした時間がにじむようになったらいいなと思い、向き合って芝居をした」と話した。

川栄は柳楽と4度目の共演で、夫婦役も2度目。「私は、柳楽さんが出る作品には全部出ると決めているほど、絶大な信頼があります。近くでお芝居ができてうれしかった」と笑顔をはじけさせた。
柳楽は改めて前作について、「竜二は、バブル前で時代のスピードに追い付けない、乗り切れないと感じた」と感想。そして、「今はAI革命など変化の真っただ中ですけれど、ひたむきに自分を見失わず模索する姿が見られます。岐路に立っている方の背中を押せる作品になったと思う」と自信のほどをアピールした。
映画『RYUJI 竜二』は、10月30日に全国で公開される。
取材/記事:The Hollywood Reporter Japan 特派員 鈴木元
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