「キングダム 運命の炎」完成披露、山﨑賢人「心に突き刺さる熱さがある」

アクション大作映画「キングダム 運命の炎」の完成披露試写会が4日、東京国際フォーラムで行われ、主演の山﨑賢人をはじめ吉沢亮、大沢たかお、橋本環奈、清野菜名ら主要キャストが顔をそろえた。

中国の春秋戦国時代の乱世を描くシリーズ第3作。2019年「キングダム」が興行収入57億3000万円、22年「キングダム2 遥かなる大地へ」が同51億6000万円と大ヒットしており、天下の大将軍を目指す主人公・信役の山﨑は「この4、5年は信と一緒に生きてきて、教わることもたくさんあり、人生を重ね合わせて演じてきた。作品もどんどん大きくなっていると実感しています」と言葉に力を込めた。

最新作では、100人の兵を率いる隊長にまで成長。戦いも激しさを増していく中で、「キャラクター一人一人がすごくすてきで、敵対する国の人も自分の国を守りたいと思って戦っている。アクションや映像はもちろん凄いですが、同時に人間ドラマも真っすぐ心に突き刺さってくる熱さがある」と自信のほどを語った。

同じく第1作から出演している吉沢も、「間違いなく(シリーズ)最高傑作」と断言。大沢は、「3ですが、キングダムがいよいよ始まったと思える迫力。想像をはるかに超えて次の次元にいっています」と期待感をあおった。

佐藤信介監督は、「2が完成した翌日から3の仕上げに取り掛かり、コツコツと地味な作業を積み重ねてきた。大きく育った子供を見るようです」と感慨深げ。原作の漫画は現在も連載中で、要潤は「原作のファンとして、3で終わったらどうなっちゃうのと思う。4がなかったらとんでもないことになりますよ。監督、4はいつ撮るんですか?」と熱望し、約4000人のファンの盛大な拍手を浴びていた。

この日はほかに岡山天音、三浦貴大、高嶋政宏、山田裕貴、片岡愛之助、佐藤浩市が登壇。「キングダム 運命の炎」は、7月28日に全国で封切られる。

取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴⽊ 元

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