コメディアンのクリス・ロックがボブ・フォッシーの遺作『スター80』を絶賛
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コメディアンのクリス・ロックが29日公開の動画“TCM Picks”で、ボブ・フォッシーの遺作『スター80』を絶賛した。
“TCM Picks”は、「ターナー・クラシック・ムービーズ」(TCM)をサポートするために著名人がオススメの映画を紹介する動画。これまでスティーヴン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシ、ポール・トーマス・アンダーソンが参加した。ロックは動画内で「ボブ・フォッシーが触れたものはすべて素晴らしい。『レニー・ブルース』、『キャバレー』とかね」と伝えた。
今月はギレルモ・デル・トロとロックが動画に登場。ロックは、プレイメイトのドロシー・ストラットン殺害事件にインスパイアされた『スター80』をチョイスした。
ハリウッドの名声、強欲をテーマにした同作について「『スター80』には、どこか凄くロサンゼルスらしさを感じる」とコメントしている。
『スター80』は、モデルから人気プレイメイトの地位を得たのち、嫉妬深い夫に耐えることになる女性の物語。やがて執着は、殺人と自殺を引き起こしてしまう。
ストラットンは20歳の若さで夫ポール・スナイダーに射殺された。その後、スナイダーは自らに銃口を向けた。ロックは「この世で最も絶望的なものは、この2つ。コカインが欲しいのに金が無い人。そして、名声が欲しいのに才能がない人」と語った。
『スター80』は1983年に公開され、フォッシーは1987年9月に心臓発作のため60歳で死去した。
※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌
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