Da-iCE花村想太「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」で声優初挑戦「しっかり世界観伝える」
米映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」の日本語吹き替え版の製作発表が11日、東京・神田明神で行われ、声優に決まったDa-iCEの花村想太、元BiSHのセントチヒロ・チッチ、笑いコンビのチョコレートプラネットの長田庄平と松尾駿、岸祐二、武内駿輔、松本梨香が出席した。
2005年に大ヒットした「チャーリーとチョコレート工場」の前日譚(たん)で、ウィリー・ウォンカがチョコレート工場を完成させるまでの物語。花村は、声と歌唱テストを経てティモシー・シャラメ演じる主人公のウォンカ役を射止めた。
声優は初挑戦で、「この4~5年、挑戦したいと言い続けてきてその夢がかなった」と満面の笑み。だが、「ずっとボイスメモなどを録って練習したのに、初めてマイクの前に立ったらビックリするくらい棒読みだった。歌はのびやかな気持ちで歌えたと思ったら(役者の)口と合っていないと言われた。だから、合格と聞いた時はビックリした」と冷や冷やだったことを明かした。
劇中曲の歌唱も全て担当。間近に迫ったアフレコに向け「夢を追いかける素晴らしさを一人でも多く感じていただけるよう、しっかり世界観を伝えるために頑張ります」と意欲を語った。ウォンカの相棒となるヌードル役のチッチも、「相棒として精いっぱい支えられるよう演じたい。BiSHで培ったものが生かせたらいい」と抱負を延べた。
チョコプラの二人はテストなしでのオファーだったそうで、長田は「チョコレートを背負っているから、失敗するわけにはいかない。かなり気合が入っています」、松尾も「僕たちが出ることで自然と宣伝になる。段ボール工場で働いていたことがあるのでピッタリ」と主張。歌うま芸人と知られる長田は「口を合わせるのは難しいが、お笑い芸人は一回やめてアーテイストに振ってやる」とその気。すかさず松尾が、「それは誰も求めていないから」とツッコみ笑いを誘った。
「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」は、12月8日に全国で公開される。
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴⽊ 元