『ゴジラxコング』日本語版声優努めた宮野真守「ゴジラ史上見たことのない演出に興奮
ゴジラの生誕70周年、ハリウッドのモンスターバースシリーズの10周年を祝うイベント『ゴジラxコング 新たなる帝国』GODZILLA ANNIVERSARY NIGHTが18日、TOKYO DOME CITY HALLで行われた。
伊福部昭氏による「ゴジラのテーマ」のオリジナル音源をサンプリングし、音楽プロデューサーのYaffleが手掛けた日本語版主題歌「RISE TOGETHER」を歌手のAIとラッパーのOZworldが披露。その後、日本語版の声優を務めた宮野真守、真矢みき、空気階段の鈴木もぐら、大塚明夫、立木文彦、田中美央、福山潤、内田真礼が舞台挨拶に登壇した。
宮野は「ゴジラが日本だけではなく、世界で好かれているのは誇らしい。今回はバースシリーズならではの存在感で、躍動感が凄い。走りますし肩関節があんなに動くのかとドキドキした」と力説。「ゴジラとコングが想像をはるかに上回る共闘を見せます。そのためには相対する何かが必要。そこはゴジラ史上、見たことがない演出で興奮しました」とファンの期待感をあおった。
真矢はオファーを受け、「私は強い役が多いので、ゴジラの声かと思ったら違いました」とジョーク。さらに、「声優さんを凄く尊敬していて、今回はスターぞろいで感動しました。ゴジラは、私が生まれた時からいてくれる故郷のような存在。本当にうれしかったし、夢がかないました」と感慨深げに話した。
大のゴジラ好きを自任するYaffleは、「小さい頃から平成のVSシリーズを見ていた。特に『ゴジラ×メカゴジラ』は繰り返し見ている」とゴジラ愛が止まらない。楽曲制作については、「伊福部さんの音楽のパワーに負けないチームで立ち向かわなければいけなかった。バッチリの曲ができました」と胸を張った。
『ゴジラ-1.0』にも出演している田中は、劇中のセリフ「衝撃に備えよ」を披露し大喝采を浴びた。ベテラン声優の大塚は「ゴジラは私より5つ先輩。日本で一番出世した俳優じゃないかな」と称えた。
『ゴジラxコング 新たなる帝国』は全米で既に興行収入1億6000万ドル(約240億円)、全世界で4億4000万ドル(約660億円)を突破する大ヒット。日本では26日に公開される。