レベッカ・ホール、ウディ・アレン作品への出演を謝罪したことを後悔「俳優の責任ではない」
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俳優のレベッカ・ホールが、ウディ・アレン監督の映画『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』(2019)への出演を謝罪したことについて振り返った。
ホールは、アレンの娘であるディラン・ファローが幼少期に性的虐待を受けたと父親を告発し、ハーヴェイ・ワインスタイン(同作のプロデューサー)に対して複数の女性たちがセクハラ疑惑を告発した後、同作への出演を後悔していると述べていた。
17日に公開された英『ガーディアン』のインタビューで、ホールは自身の過去の声明への思いを問われ、次のように答えた。
「この件について、葛藤があります。公に声明を出すというのは、私らしくないことなんです。作品を作ることが、私の政治的な表現なのです。私は、“アクティビスト俳優”というタイプではありません。そして、あの声明を出したことを少し後悔しています。なぜなら、彼の問題について発言するのは、出演俳優の責任ではないと思うからです」
ホールは自身の出演料を『Time’s Up Legal Defense Fund』に寄付したが、「彼は素晴らしい機会を与えてくれましたし、親切でした。今では彼とは話をしませんが、私たちがこの件について裁判官や陪審員のような役割を果たすべきだとは思いません」と語り、アレンとの仕事は後悔していないとした。
そして、現在の自分だったらどう対応するかと尋ねられると、ホールは「何も言わないでしょう。私のポリシーは、アーティストであることです。自分の意見を言い過ぎるべきではありません。だからといって、私が無関心な人物になるわけはないと思います。それは単に、私の仕事のあり方なのです」と答えた。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
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