BTSメンバー全員が語る再集結の裏側――ソロ活動、アンチへの本音、世界展望まで「ARMYと世界が僕たちを待っていた」
世界的ボーイズグループBTSが『Rolling Stone UK』誌のインタビューに登場。7人のメンバーは、兵役を終えて再集結するまでの道のりや、開催中のワールドツアー、そして「アンチ」に抱く思いなどを赤裸々に語った。
BTSメンバーが再始動の裏側と葛藤を語る――「挑戦しないなら意味がない」
最新アルバム『ARIRANG』のレコーディングに臨んだBTSの姿勢について、RMはこう語る。
「僕はメンバーに対して、『これ以上チャレンジしないなら、チームとして活動を続ける意味はないと思う』と言い続けてきました。今もなお活動を続け、探求し続けていることを、世界に示さなければなりません。それは時にとても複雑なことですが、さらに限界まで自分たちを追い込まなければならないと思っていますし、それでもまだ足りないと感じています」
自身が抱える迷いについて、J-HOPEは次のように語った。
「これほど多くの愛情や注目をいただくことは、本当に良いことなのだろうか?と考えました。皆さんが応援してくださっている今だからこそ、すべてを止めてしまった方がいいのではないか、と思ったこともあります。そして、自分が本当にこれを望んでいるのか?と自問しました。はじめは小さな炎くらいでしたが、それが一気に燃え広がっていき、強いプレッシャーも感じました。しかし最後には、その炎を灯し続けることこそ、僕の本当に望みであり、最も自分らしい選択だと思いました」
ワールドツアーの拡大を提案したJINは、その経緯を「最初のツアー計画では、公演数はあまり多くなく、期間も3〜4カ月ほどでした。僕は『ようやく戻ってきて、たくさんの人に会いに行くと約束していたのに、これでは約束を果たせない』と言いました」と明かした。
BTSが“アンチ”へメッセージ「ARMYと世界が僕たちを待っていた」
BTSは音楽の方向性を巡って、たびたび意見を交わしたという。その議論についてもJINが明かした。
「音楽の方向性について、他のメンバーと意見が完全に一致したわけではありません。音楽はある種“結果がすべて”ですから、僕は『最も愛されてきた曲こそが、自分たちのアイデンティティだ』と考えていました。しかし、全員がそう感じていたわけではありません。何度も話し合いを重ねた末、『僕たちのアイデンティティは、過去に作ってきた音楽の中にある』という考えに納得しました」

JUNG KOOKのソロ曲「Seven」にFワードが含まれることについて、賛否両論が巻き起こった。この曲について歌詞を変えないよう、メンバーから所属事務所HYBEに直談判したという。RMは「レーベルに『どうか変えないでください。なぜいけないのでしょうか?彼はもう十分に大人ですし、“Fワード”を歌っても問題ないはずです』と伝えました」と明かす。
『ARIRANG』収録の新曲「2.0」では、BTSのアンチに言及している。その理由についてRMが説明した。
「『どうかBTSが落ちぶれて、バラバラになって、崩壊してほしい』と祈っている人たちが、本当にいるようなんです。だから、『僕たちは2~3年離れていました。しかし3年が過ぎても、ARMY(ファン)や世界は僕たちを待っていてくれました。“BTSの不在”という皆さんの小さな楽しみは、もう終わりです』という気持ちです」
再集結で改めて感じた絆――「だから僕たちは7人だったんだ」
ソロ活動を経た後のグループの変化について、Vは予想と異なっていたと驚きを明かした。「再び集まって一緒に仕事をする時には、それぞれの主張がもっと強くなっているだろうと予想していました。しかし実際には、メンバー全員がとてもオープンな姿勢で、人間としての深みも増していました」
そしてBTSが再びグループとして成り立つ理由を、J-HOPEはこう分析する。「こうしてまた集まった今、それぞれの表現やパフォーマンスにおいて足りないと感じる部分を、他のメンバーが埋めてくれるんです。いろいろな意味で、『だから僕たちは7人だったんだ』と実感しました」

将来的にスーパーボウルに出演する可能性があるかと問われると、JIMINとRMが応じた。JIMINは「オファーされない限り、出演することはできません」と回答。
RMは「時間が経って人々の考え方が変われば、その機会もあるかもしれません。今では映画『パラサイト 半地下の家族』(2019年)をはじめ、世界中の人々がすばらしい韓国カルチャーに触れています。もし機会があれば、いつかぜひ出演したいです」と語った。
さらに、テイラー・スウィフトやブルーノ・マーズ、ハリー・スタイルズといった洋楽アーティストらの印象を問われたRMは、「彼らは僕たちよりもはるかに偉大なアーティストです。僕たちはただの韓国のボーイバンドで、小さな存在に過ぎません」と謙遜を見せた。
このインタビューは16カ国の国際版にも掲載予定で、日本では6月25日(木)に発売される。
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