TWICE、14枚目EP『STRATEGY』をリリース―インタビューで語るミーガン・ザ・スタリオンとのコラボ

TWICEは12月6日、14枚目のミニアルバム『STRATEGY』をリリースし、カムバックを果たした。タイトル曲である「Strategy（feat. Megan Thee Stallion）」には、ラッパーのミーガン・ザ・スタリオンが参加しており、彼女の楽曲「Mamushi」にTWICEがフィーチャリングして以来のコラボとなる。

TWICEは今回のアルバムについて「良い挑戦になった」と語っている。グループ最年長のナヨンは米ハリウッド・リポーター(THR)のインタビューで、「これまでたくさんのアルバムを制作してきて、さまざまなことに挑戦してきました」と話し、「今回のアルバムは新たな試みで、私たちにとってかなり挑戦的でした」とコメントした。また、この作品がグループにとってとても意義深いものであることも強調した。

今回、最新アルバム『STRATEGY』をリリースするにあたり、THRはロサンゼルスに訪れたTWICEにインタビューを行った。ミーガン・ザ・スタリオンとの制作経験、忙しいスケジュールの中でリラックスする方法、そして世界にどのように自分たちを見てほしいかについても、9人のメンバーがそれぞれの思いを語ってくれた。

―――「Strategy」でミーガン・ザ・スタリオンとコラボするのはどんな感じでしたか？

ジョンヨン：彼女は強くてパワフルなイメージを持っています。私たちの音楽やイメージにそれが合うのかどうかを考えていましたが、録音してみたら、実際には予想以上にうまく合っていることに気づきました。ミーガンのスタイルが私たちの音楽にすごく良い影響を与えてくれたと思います。ミュージックビデオを撮影している時、ミーガンは本当に韓国語を学びたがっていて、「귀여운（キヨウン）」って言いながら、「あなたはとてもかわいい」とか「それは本当にかわいいね」と言っていました。韓国でよく使われる手のハートやジョークをたくさんして、雰囲気を和ませてくれました。

TWICEは今年の初め、13枚目ミニアルバム『With You-th』でビルボード200の首位を獲得した写真:JYP Entertainment

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―――それはとても楽しかったようですね。ミュージックビデオの撮影についてもっと教えていただけますか？他の誰かと一緒にミュージックビデオを撮影するのは今回が初めてですよね。

ツウィ：最初は彼女がとても有名で知名度があるので、私たちは少し照れていました。でも、ジョンヨンが言ったように、ミーガンはすごく努力して、私たちと打ち解けようとしてくれました。韓国語を覚えようとしたり、冗談を言ったりして、「一緒に楽しもう！」って言ってくれて、すごく楽しい雰囲気で撮影が進みました。ミュージックビデオはとても良い仕上がりになったと思います。

―――グループとして10周年が近づく中で、業界でグループとしても個人としてもロールモデルになったと言えると思います。後輩グループから「憧れの存在だ」と言われることについて、どんなプレッシャーや誇りを感じますか？

ナヨン：そう言われるたびに、すごく誇りに思うし、感謝の気持ちでいっぱいです。今はプレッシャーというより、感謝の気持ちの方が強いです。私たちがどれだけ一生懸命努力してきたかを振り返ると、私たちの姿がこうして後輩たちに良い影響を与えているんだなと思います。

―――後輩アーティストから直接「憧れている」と言われたことはありますか？

ジヒョ：確かに、後輩たちが直接私たちに「憧れている」と言ってくれたこともあります。でも、よくインタビューで他のアーティストが私たちのことを話しているのを見かけます。その際、ファンの皆さんがそのインタビューを（動画で）アップしてくれて、私たちもそれを見ることができるんです。

―――約2年間にわたってツアーをしてきましたが、常に忙しい中でどうやって休息を取ってリフレッシュしていますか？「自分の時間」として何をするのが好きですか？

ジヒョ：ショッピングをします。

ツウィ：マッサージを受けます。

モモ：おいしいものを食べに行きます。

ナヨン：寝る時間があるときは、できるだけ寝るようにしています。

ミナ：時差ボケになります。夜に起きていることが多いので、よくゲームをします。

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―――自分たちのキャリアを振り返ったとき、最初の頃と比べてアーティストとして大きく変わったと感じますか？それとも、目指していたところにすでに到達したと感じていますか？

サナ：アメリカに来てパフォーマンスすることなんて、想像もできませんでした。

チェヨン：年々、私たちの目標はどんどん大きくなっていきました。夢もどんどん大きくなって、達成するごとに、もっと多くの確認や認識を得たように感じます。それが私たちをさらに頑張らせる原動力になっています。

ミナ：もし今の自分を見たとしても、信じられないと思います。初期の頃は、こんな大きな会場でパフォーマンスをするなんて想像もしていませんでしたし、こんなに多くの国を回ってパフォーマンスをすることも考えられませんでした。

ジョンヨン：過去10年間で知ったすべての曲や振り付けを、若い頃の自分に教えてあげたいですね。（TWICEメンバーたちが笑う）

―――TWICEの女子会はどんな感じですか？ほぼ毎日一緒に過ごしている中で、どうやってお互いの絆を深めているのでしょうか？また、個人的な関係はどう維持していますか？

サナ：私たちは本当に仲が良くて、仕事仲間としてだけでなく、個々の自分たちとしても近いです。最も些細なことから、人生についての真剣なことまで話します。決められないことがあれば、みんなで集まって話し合い、互いに尊重し、意見を聞き合っています。

ナヨン：また、仕事外でもに集まったりします。「ここに行きたいんだけど、誰か一緒に行かない？」とか、「これ買いたいんだけど、一緒に行かない？」という感じで、そんな気軽な関係です。

―――TWICEとして、まだ達成していない目標があれば、それに向かって取り組んでいるのでしょうか？それとも、来るものを順応していくスタンスですか？

ダヒョン：デビュー当初は、確実に具体的な目標がありました。「自分たちだけのコンサートを開きたい」「この賞を取りたい」「これで1位を獲りたい」といった感じで。でも昨夜、Amazon Music Liveでパフォーマンスをしたとき、こういう場所で歌うことができるなんて考えもしませんでした。たくさんの良い経験をしていると感じていますし、これからももっと多くのことを期待しているんです。具体的な目標や目的よりも、そうしたことを達成するために一番大切なのは健康だと思います。健康を保ちながら、それらすべてをやり遂げたいですね。

最新曲「Strategy」では、ラッパーのミーガン・ザ・スタリオンとの2度目のコラボが実現した写真:JYP

―――健康を最優先にしていると聞いて、具体的にどのように自分の健康を大切にしているのですか？疲れた日にはどんな方法で元気を取り戻していますか？

ダヒョン：自分なりの方法があると思いますが、私はできるだけ寝て、たくさん水を飲むようにしています。1人のときは、静かな場所で本を読むのが好きで、その時間に自分の中で癒しを感じています。

ナヨン：私は、自分が本当に好きな空間でひとりの時間を過ごすこと自体が癒しの時間だと思っています。ちょっとしたことでも、その空間で自分だけで過ごすことが好きで、その時間を大切にすることで、自分の健康を管理し、リラックスできる気がします。

―――TWICEという名前を聞いたとき、世界にはどんな印象を持ってほしいですか？どんな存在として見られたいですか？

モモ：10年後、さらにその先も、私たちが本当にエネルギッシュだったと思ってもらいたいです。そして、たくさんの人々にとってのロールモデルであり続けたいです。私たちは、最強のガールグループとして記憶されたいです。

ジョンヨン：私たちは歴史の一部になりたいです。歴史的な存在でありたいと思っています。だから、学校で教科書にTWICEの音楽が載っていたり、子どもたちがTWICEの音楽を通して音楽を学んでいくような存在になりたいです。

TWICEは、約10年にわたり世界で最も成功を収めるガールグループの一つになるための努力を続けてきた。

2015年、韓国のエンターテインメント会社JYPエンターテインメントは、新たなガールグループ「TWICE」をデビューさせた。この9人組は、同社の音楽サバイバル番組『SIXTEEN』を通じて結成され、16人の練習生がグループ入りをかけて競い合った。

『SIXTEEN』での競争と公式デビューから年月が経ち、TWICEは国内外で大成功を収めた。ナヨン、ジョンヨン、モモ、サナ、ジヒョ、ミナ、ダヒョン、チェヨン、ツウィで構成されるこのグループは、韓国を代表する国民的ガールズグループとして広く知られるようになった。最近では、国際的にも大きな成功を収めている。2021年には、Billboard 200でトップ10入りしたアルバム『Taste of Love』や、Billboard Hot 100に初登場したシングル「The Feels」を発表。その後、2023年には、Billboard 200で初の1位を獲得したアルバム『With YOU-th』をリリースし、世界的スターとしての地位を確立している。

※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。

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