メリッサ・バレラ解雇をめぐる殺害予告を受け、クリストファー・ランドンが『スクリーム7』を降板

クリストファー・ランドン監督は、メリッサ・バレラの解雇に関して脅迫を受けた後、『スクリーム7』から降板。「私は彼女を解雇していない」と述べた。バレラがフランチャイズから外されたことについて、「多くの人が私が関与していると思っているが、私の行為ではありません。状況をまったくコントロールできませんでした」と語った。
『スクリーム7』の制作は「暗く混乱した経験」だったとランドン監督が明かす。主演のバレラは2023年11月、イスラエル・ハマス戦争に関するSNS投稿を理由に解雇された。製作会社スパイグラス・メディア・グループから電話で知らされた彼は「一瞬ですべてが崩れ去った」と振り返る。
バレラの共演者ジェナ・オルテガも自主的に降板したことで状況は「非常に攻撃的で本当に怖い」ものになり、人々はランドン監督を責めた。「私と家族を殺すと脅され、FBIが関与するほどだった」と『ハッピー・デス・デイ』も手掛けたランドン監督は語る。「あなたは子供の殺害を支持しているから、あなたの子供たちを見つけて殺す」といったメッセージも受け取った。
ランドンは「彼女を解雇していません。多くの人が私が関与していると思っているが、私の行為ではないのです」と確認した。オルテガも最近、降板の理由を「給料やスケジュールとは関係なかった。メリッサの件があり、すべてが崩れ始めていた」と明かした。
監督は受けた嫌がらせにより自ら映画から降りることを決意し、「虐待が本当に状況を台無しにし、続行する愛情を失った」と語った。現在は最新スリラー『ドロップ』の監督を務め、『スクリーム7』はケビン・ウィリアムソン監督のもと、ネーヴ・キャンベル、コートニー・コックス、デヴィッド・アークエットら往年のスターキャストも出演する。来年2月に公開予定。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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