F1ドキュメンタリー『ザ・シート(原題)』、メルセデスのドライバー交代を描く作品が登場(独占)

メルセデスの大きな話題となったF1ドライバー交代を描くドキュメンタリー『ザ・シート(原題)』が、来月Netflixより配信されることが決定した。
Netflixが獲得した、カイル・スラッシュ監督による45分のF1ドキュメンタリー映画は、ルイス・ハミルトン選手離脱後に18歳のキミ・アントネッリ選手をドライバーとして昇格させるという、昨年発表されたメルセデスの決断を検証するものである。メッセージアプリの「WhatsApp」がパートナーを務めるF1チーム、メルセデスAMGペトロナスによる『ザ・シート(原題)』は、5月5日に世界配信が予定されている。
『ザ・シート(原題)』では、メルセデスチームの運営に関する貴重な内部情報、キミ・アントネッリ選手昇格の決断の中心となった「WhatsApp」を通じたプライベートな会話が公開される。
このドキュメンタリーでは、F1史上3番目に若いルーキーとなったアントネッリの人生、彼の親密な家族関係とイタリアのルーツに関する背景を映し出す。米『ハリウッド・レポーター』独占のトレーラーは下記。
「キミを2025年のレースドライバーとして選ぶことは、このドキュメンタリーで記録しているように、大きな決断でした」と、メルセデスAMGペトロナスF1チームの代表兼CEOであるトト・ヴォルフは語る。
ヴォルフは本作に関して次のようにコメントした。
「WhatsAppはこの過程で重要な役割を果たしました。スムーズに、そして秘密裏に進める原動力として、そしてチームがキミの成長に集中し、進捗状況を議論し、最終的に我々の選択を伝えることを可能にしました。世界中のF1ファンに、チームの歴史における重要な瞬間にどのようにたどり着いたかを示す、この決断プロセスについて共有出来ることを嬉しく思います」
また、アントネッリ本人は次のように付け加えた。「メルセデスAMGペトロナスF1チームのF1ドライバーになるという夢が叶いました。トト、チーム、そして私は”WhatsApp”で常にコミュニケーションを取っており、このドキュメンタリーは最初から最後までを記録しています。世界中の人々が本作を通して、私たちのチャレンジに参加してくれることを楽しみにしています」
『ザ・シート(原題)』は、「WhatsApp」とメルセデスチームの継続的なパートナーシップを通じて制作された2作目のオリジナル作品である。
F1は今後、数カ月のシーズンを通して、これまで以上の注目を集めることになるであろう。ヴォルフは、ブラッド・ピット主演、6月27日に日本公開される予定の映画『F1/エフワン』にも関わっている。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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