『ファイナル・レコニング』ヘイリー・アトウェル、アクション撮影時は妊娠8カ月半だったと明かす

ヘイリー・アトウェルが、最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』の撮影において、妊娠8カ月半という状態でアクションシーンに挑んでいたことが明らかになった。
『トゥナイト・ショー』での衝撃の告白
NBCの『ザ・トゥナイト・ショー』に出演したアトウェルは、番組で映画のクリップが流される前に驚きの事実を明かした。
「このアクションシーンでは、何度か撮り直しを行ったのですが、実は妊娠8カ月半だったのです」とアトウェルは衝撃の事実を明かした。
スタッフの配慮を断り、自らアクションに挑戦
撮影現場では、アトウェルの体調を考慮してスタッフがスタントの提案をしたにも関わらず彼女は断ったという。
「スタッフの皆さんからはとっても気遣ってもらいました。皆さんとても優しく『座っていてください、スタントダブルがやりますから』と言ってくれたのですが、私は『ここまでスタントもやってきたので、今回も是非やらせてください!』と言いました」と語り、プロとしての強い意志と作品への情熱を感じさせた。
北極圏での特別な撮影体験
『ファイナル・レコニング』の撮影では、ノルウェーにて犬ぞりをする機会もあった。アトウェルは、米『ハリウッド・リポーター』誌のインタビューで、北極圏での犬ぞりを「活力を与えてくれ、力を与えてくれる、驚異的で超現実的な」体験だったと表現した。
そんなノルウェーでの撮影中には、予想外のハプニングも発生したという。
「ホッキョクグマがセットを横切ったから撮影を中止する場面もありました。なんて事を言うようになるとは思ってもみませんでした」とアトウェルは笑顔で振り返る。
キャストは砕氷船で生活し、夜にはカードゲームを楽しみ、食事を共にすることで結束を深めた。この経験についてアトウェルは「氷上でお互いを信頼できるよう、連帯感とチームワークを育むことが本当に重要でした」と語っている。
ヘイリー・アトウェルの妊娠後期でのアクションシーン撮影は、女優としてのプロ意識の高さを示すエピソードである。『ミッション:インポッシブル』シリーズは常に実際のスタントにこだわることで知られているが、アトウェルの姿勢はその精神を体現したものといえるだろう。北極圏での撮影体験と合わせて、この作品への並々ならぬ情熱が伝わってくる。
※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。
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