ホラー界に再始動の兆し:映画『ソウ』の未来をブラムハウスが握る?

『ソウX』写真: Courtesy of Alexandro Bolaños Escamilla/Lionsgate
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ホラー作品の制作で知られるブラムハウスが、映画『ソウ』シリーズの権利取得に向けて、ツイステッド・ピクチャーズと交渉中。取引が成立すれば、シリーズ創始者のジェームズ・ワンも部分的な権利を持つことになる。
ジェームズ・ワンが再関与へ
本契約により、ワンは自身の制作会社アトミック・モンスターを通じて、シリーズに再び関与する可能性がある。ブラムハウスとアトミック・モンスターは、2024年1月に合併したばかりだ。また、ツイステッド・ピクチャーズとライオンズゲート(米映画製作・大手配給会社)は、長年にわたってシリーズを共同所有してきた。一度は破談になった交渉だが、今回は成立に向けて進んでいるという。
『ソウ』は超低予算から世界的ヒットに
『ソウ』第1作は、わずか120万ドル(約1.7億万円)で制作された。しかし、世界で1億400万ドル(約1,508億円)を超える興行収入を記録した。さらに、映画は10作に拡大し、グッズやゲームにも展開。ホラー界屈指のフランチャイズとなった。
今後の展開は未定
最新作は2023年の『ソウX』だった。第11作『Saw XI(原題)』の企画は進行していたが、現在は保留状態となっている。また、今後の展開については、新作映画になるのか、シリーズ化されるのか、まだ明らかにされていない。しかし、今回のように、クリエイターや映画製作者が自らの作品を部分的にあるいは完全に所有する動きは、近年増加している。
ブラムハウスと『ソウ』シリーズの動向は、ホラーファンのみならず映画業界全体の注目を集めている。ジェームズ・ワンが再び関与すれば、シリーズは新たな局面を迎えることになりそうだ。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら
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