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北米週末興収でピクサー新作『私がビーバーになる時』が2週連続首位

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北米週末興収でピクサー新作『私がビーバーになる時』が2週連続首位
ピクサー新作『私がビーバーになる時』 写真:Courtesy of Disney
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北米週末興行収入(ボックスオフィス)で、ピクサー最新作『私がビーバーになる時』が2週連続で首位を獲得した。さらにコリーン・フーヴァー原作の映画化作品『リマインダーズ・オブ・ヒム(原題)』が好調なスタートを切ったほか、『スクリーム7』は北米でシリーズ最速となる1億ドル(約145億円)突破を達成。アカデミー賞シーズンの週末ながら、映画市場は堅調な数字を見せている。

『私がビーバーになる時』日本版本予告

『私がビーバーになる時』が2週連続首位、ピクサーのオリジナル作品が好調

ピクサーのオリジナル長編アニメーション『私がビーバーになる時』は、公開2週目の週末に2,850万ドル(約41億3,250万円)を記録し、北米興収ランキングの首位を維持した。前週からの落ち込みは37%にとどまり、安定した興行を続けている。

海外市場でも3,100万ドル(約44億9,500万円)を加え、海外累計興収は7,750万ドル(約112億3,750万円)、全世界興収は1億6,470万ドル(約238億7,150万円)に到達。今年公開のアニメ映画としては、現時点で最大のヒットとなっている。

本作は家族層だけでなく若年層からも支持されており、映画館に頻繁に足を運ぶ観客層の取り込みにも成功している。映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」では批評家スコア93%、観客スコア94%と高い評価を獲得している。

前週のオープニングでは北米4,600万ドル(約66億7,000万円)、世界興収8,800万ドル(約127億6,000万円)を記録し、ピクサー作品としては2017年の『リメンバー・ミー』以来、ハリウッド発オリジナルアニメとして最大のスタートとなっていた。

コリーン・フーヴァー原作『リマインダーズ・オブ・ヒム』好発進

作家コリーン・フーヴァーの小説を映画化した『リマインダーズ・オブ・ヒム』は、公開初週末に1,830万ドル(約26億5,350万円)を記録し、予想を上回るスタートとなった。

観客の80%以上が女性で、特に35歳未満の若い女性層が6割以上を占めるなど、ターゲット層の支持を強く集めた。映画観客調査「CinemaScore」ではB評価だったものの、Rotten Tomatoesの観客スコアは89%と高く、出口調査でも好意的な反応が目立っている。

海外市場では1,000万ドル(約14億5,000万円)を加え、世界累計は2,810万ドル(約40億7,450万円)に到達した。

フーヴァー作品の映画化をめぐっては、2024年の『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』が世界的ヒットとなった一方で、主演のブレイク・ライブリーとジャスティン・バルドーニの法的対立が話題となり、シリーズの今後に影響が及ぶのではないかと業界内で注目されている。

『スクリーム7』北米1億ドル(約145億円)をシリーズ最速突破

3週目を迎えたスラッシャー映画『スクリーム7』は、週末興収は840万ドル(約12億1,800万円)で4位にランクインした。

本作は公開15日目に北米興収1億ドル(約145億円)を突破。シリーズ最速記録で、前作『スクリームVI』の28日を大きく上回るペースとなった。

現在までの世界興収は1億7,690万ドル(約256億5,050万円)で、そのうち北米興収が1億650万ドル(約146億9,250万円)を占めている。

インディー作品『アンダートーン』は3位に初登場

A24配給の低予算作品『アンダートーン(原題)』は、公開初週末に930万ドル(約13億4,850万円)を記録し3位でデビューした。

批評家からは比較的好意的な評価を受け、Rotten Tomatoesの批評家スコアは76%を記録しているが、観客スコアは52%と低く、今後の興行の伸びには不透明感も残る。

アカデミー賞候補作『ハムネット』世界興収1億ドル(約145億円)へ

アカデミー賞授賞式が行われる週末、作品賞候補『ハムネット』も節目を迎える見込みだ。

サム・メンデスの製作会社とスティーヴン・スピルバーグの製作会社アンブリンが手掛けた本作は、海外市場を中心に興収を伸ばしており、世界興収はまもなく1億ドル(約145億円)に到達する見込み。海外だけで7,300万ドル(約105億8,500万円)を稼いでいる。

同じくアカデミー賞候補の国際長編映画部門作品『センチメンタル・バリュー』と『シークレット・エージェント』も週末の興収を伸ばし、北米累計はそれぞれ540万ドル(約7億8,300万円)、430万ドル(約6億2,350万円)となった。

北米映画市場、前年同期比15%増

例年、アカデミー賞の週末は新作公開が控えられる傾向にあるが、今年の北米市場は活況を見せた。

週末の北米総興収は約8,400万ドル(約1,218億円)で、前年同時期比54%増。2026年の北米累計興収は14億1,000万ドル(約2兆0,445億円)となり、前年同期比15.5%増と堅調な成長を維持している。

※日本円表記は1ドル=145円で計算した場合

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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