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「世界に穴が空いた」アンソニー・ヘッド死去 『バフィー〜恋する十字架〜』ジャイルズ役、共演者が涙の追悼コメント

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アンソニー・ヘッド死去 『バフィー〜恋する十字架〜』ジャイルズ役、享年72歳
アンソニー・ヘッド 写真:JASON KEMPIN/GETTY IMAGES
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世界中の視聴者に“ウォッチャー”として親しまれた男が、静かにその役目を終えた。
『バフィー〜恋する十字架〜』でルパート・ジャイルズ役を演じた俳優アンソニー・ヘッドが死去した。享年72歳。

知性と温かさを併せ持つ“教師であり父のような存在”としてシリーズを支え続けたその人物像は、今なお多くのファンの記憶に深く刻まれている。

共演者たちは訃報を受け、「世界に穴が空いた」と一斉に追悼の言葉を寄せている。

『バフィー〜恋する十字架〜』ジャイルズ役で世界的ブレイク

アンソニー・ヘッドの代表作は、ジョス・ウェドンによるドラマ『バフィー〜恋する十字架〜』で演じたルパート・ジャイルズ役だ。

パイロット版から登場し、シーズン5まで主要キャストとして出演。その後もゲストとしてシリーズに関わり続け、スレイヤーであるバフィー(演:サラ・ミシェル・ゲラー)を精神的に支える“ウォッチャー”として物語の軸を担った。

知性と冷静さ、そして時に父親のような温かさを併せ持つジャイルズ像は、シリーズを象徴するキャラクターのひとつとなった。

『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』ほか近年の活躍

近年ではApple TVの『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』にも出演し、AFCリッチモンドのオーナー、レベッカの元夫ルパート・マニオン役を演じた。

このほか出演作には『魔術師 MERLIN』『ジャック・ライアン』『ブリジャートン家』『リトル・ブリテン』などがあり、英国とハリウッドの双方で長年にわたり活躍を続けた。

ロンドン出身、舞台からCMまで幅広いキャリア

アンソニー・ヘッドは1954年2月20日、ロンドン生まれ。

俳優一家に育ち、ロンドン音楽演劇アカデミー(LAMDA)を卒業後、舞台や映画でキャリアをスタートさせた。

1970年代後半にはミュージカル『ゴッドスペル』や映画『チャタレイ夫人の恋人』などに出演し、英国のコーヒーCMシリーズでの存在感が注目を集めるようになる。

このCM出演をきっかけに米国でも知名度を獲得し、『バフィー〜恋する十字架〜』出演へとつながった。

共演者が追悼「世界に穴が空いた」

『バフィー〜恋する十字架〜』ジャイルズ役アンソニー・ヘッド死去
左から:故ニコラス・ブレンドン、アンソニー・スチュワート・ヘッド、サラ・ミシェル・ゲラー、カリスマ・カーペンター、アリソン・ハニガン、『バフィー 〜恋する十字架〜』シーズン1より 写真: JAMES SORENSON/20TH CENTURY FOX/COURTESY EVERETT COLLECTION

訃報を受け、『バフィー〜恋する十字架〜』の共演者たちは次々と追悼のコメントを発表した。

サラ・ミシェル・ゲラー(バフィー・サマーズ役)はインスタグラムに複数の写真とともに追悼文を投稿し、「『ジャイルズに伝えて。全部わかった、大丈夫だって』——でも私は何もわかっていないし、大丈夫でもない」と心境を明かした。

スパイク役のジェームズ・マースターズは「世界に穴が空いた。彼は現場で最も親切で、最も優れた俳優であり、そして最も良い人間だった」と追悼。

エンジェル役のデヴィッド・ボレアナズは「優しく、寛大な心の持ち主だった」と述べ、ウィロー役のエリザ・ドゥシュクの親友であるエマ・コールフィールド(アーニャ役)は「人生の道標だった」と振り返った。

アーニャ役のカリズマ・カーペンターも「多くの人にとって父親像を体現した存在だった」とコメントしている。

家族と最期

遺族は娘のデイジーとエミリー。またパートナーであったサラ・フィッシャー(動物福祉活動家)は昨年末に逝去している。

アンソニー・ヘッドは家族に見守られながら静かに息を引き取ったという。

※本記事は英語の記事から抄訳・編集しました。

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