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プレイステーション、2028年にゲームディスク生産終了へ 新作タイトルはデジタル販売へ

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プレイステーション、2028年にゲームディスク生産終了へ 新作タイトルはデジタル販売へ
東京ゲームショウ2024で展示された「PlayStation 5 Pro」(左)と「PlayStation 5 デジタル・エディション」(右)を撮影する来場者 写真:TOMOHIRO OHSUMI/GETTY IMAGES
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ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、PlayStation(プレイステーション)ゲームディスク生産終了を2028年1月から実施すると発表した。以降に発売されるPlayStation向け新作タイトルは、プレイステーションストアやデジタルコード販売を通じたダウンロード版のみで提供される予定となる。

1994年の初代PlayStationの登場以来、ゲーム業界で30年以上にわたって親しまれてきた「ディスクでゲームを購入する」というスタイルは、大きな転換点を迎える。今回の発表は、こうした市場の変化を反映したものといえそうだ。

プレイステーション ゲームディスク生産終了 2028年から何が変わる?

SIEは公式発表の中で、2028年1月以降に発売される新作ゲームについて、フィジカルディスク版の生産を終了すると明らかにした。

今後はPlayStation Storeでのダウンロード購入に加え、家電量販店やオンラインショップなどで販売されるデジタルコード版を通じてゲームを購入する形が基本となる。

SIEは今回の決定について、次のように説明している。

「デジタルメディアへの需要がフィジカルディスクを大幅に上回るという消費者トレンドに対応することは、ソニー・インタラクティブエンタテインメントにとって自然な方向性です。この移行により、多くのユーザーが現在ゲームを購入し、プレイしている方法に、より適したサービスを提供できるようになります」

ゲーム市場では近年、ダウンロード販売やサブスクリプションサービスの利用が拡大しており、今回の発表も、その流れを反映したものといえる。

プレイステーションが切り開いた「ディスクゲーム」の時代

今回の発表が大きな注目を集めている理由は、PlayStation自身がディスクゲームの普及を後押しした存在だからだ。

1994年に発売された初代PlayStationはCD-ROMを採用し、ゲーム業界にディスクメディアを広く浸透させた。プレイステーションの成功を受け、その後はゲーム機各社がディスクメディアを採用し、家庭用ゲーム市場のスタンダードとなっていった。

その後、PlayStationとXboxはディスクメディアを主流としたゲーム市場で競争を続ける一方、任天堂は独自のカートリッジ路線を維持し、それぞれ異なる戦略で市場を切り開いてきた。

そのPlayStationが自らフィジカルディスクを終了する決断を下したことは、ゲーム業界の歴史における大きな節目といえる。

『GTA6』もデジタル専売 ゲーム業界は新たな時代へ

PlayStationの発表に先立ち、ロックスター・ゲームズはシリーズ最新作『グランド・セフト・オートVI(GTA6)』をデジタル専売タイトルとして発売すると発表し、多くのファンの間で議論を呼んだ。

今回の決定により、『GTA6』だけが特別なケースではなく、ゲーム業界全体がデジタル販売へ向かう流れを示す出来事となった。

映画や音楽の世界でストリーミング配信が主流となったように、ゲーム市場でも「所有するディスク」から「ダウンロードして楽しむ」時代への移行が加速していきそうだ。

プレイステーション発の人気ゲームは映画・ドラマでも成功

プレイステーション、2028年にフィジカル版終了へ
ベラ・ラムジー、『THE LAST OF US』シーズン2より 写真:THR.com

PlayStationは数々の人気ゲームIPを生み出し、その多くが映画やドラマとして映像化されている。

代表作の一つがドラマ版『THE LAST OF US』だ。原作ゲームの世界観を忠実に再現し、世界的な評価を獲得。ゲーム原作ドラマの代表作として高い人気を誇る。

また、『アンチャーテッド』は実写映画化され、世界興行収入4億ドルを超えるヒットを記録。『グランツーリスモ』も実話を基にした映画として公開され、ゲームファン以外からも注目を集めた。

さらに、『Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)』は映画化が進行中であり、プレイステーションプロダクションズ(PlayStation Productions)は現在も複数の人気ゲームIPの映像化プロジェクトを進めている。

ゲームと映画・ドラマの垣根は年々低くなっており、PlayStationブランドは映像エンターテインメントにおいても存在感を強めている。

PlayStationゲームディスク終了で何が変わる?プレステ発映画『グランツーリスモ』
映画『グランツーリスモ』 画像:Prime Video

ディスクは姿を消しても、プレイステーションのIPは広がり続ける

2028年以降、新作ゲームはデジタル販売が中心となるが、それはPlayStationブランドの終わりではない。

ゲームソフトを保存する媒体は変わっても、数々の人気タイトルは映画やドラマ、新たなゲーム作品として世界中のファンを楽しませ続けるだろう。

PlayStationは1994年にディスクゲーム時代を切り開き、2028年にはその歴史に一区切りをつける。販売形態は変わっても、『The Last of Us』『アンチャーテッド』など人気IPの映画・ドラマ展開は今後も広がるとみられ、PlayStationブランドはデジタル時代においてもエンターテインメント業界を支える存在であり続けそうだ。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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