『スーパーガール』初代ヘレン・スレイター、ミリー・オールコックを絶賛「力強くタフな演技」
1984年版『スーパーガール』で主演を務めたヘレン・スレイターが、新作映画で同役を演じるミリー・オールコックを称賛した。新作『スーパーガール』は公開後の興行成績が期待を下回ったと報じられているが、スレイターは作品そのものと主演の演技を高く評価している。
ヘレン・スレイターが語るミリー・オールコックの演技
スレイターは米『ハリウッド・リポーター』の取材に対し、「新作『スーパーガール』がとても好きだった」とコメント。ミリー・オールコックについては「力強く、タフで、コメディのタイミングもすばらしい」と評価した。
スレイターは1984年版で、スーパーマンの従妹カーラ・ゾー=エル/スーパーガール役に抜擢され、当時18歳で映画デビューを果たした。役作りのためにトランポリンやフェンシング、乗馬などのトレーニングを約4カ月間行い、筋力も増やしたという。
当時の作品は興行的に成功したとは言えず、製作を予定していた続編も実現しなかったと振り返っている。
興行成績と当時の経験
1984年版『スーパーガール』は、『スーパーマンIII/電子の要塞』の翌年に公開され、アレクサンダー・サルキンド製作のもとで制作された。しかし北米興行収入は約1,400万ドルにとどまり、続編企画は中止された。
スレイターは当時について「作品がヒットしなかったことは、続編が作られなかったことで分かった」としつつも、「仕事が続いていたこと自体が重要だった」と語っている。
また、俳優としての名声に対しては積極的に受け入れるタイプではなかったといい、「注目されること自体が不思議だった」と当時の心境を明かした。
その後のキャリアと“神話”への関心
スレイターはその後、映画『ビリージーンの伝説』や『シティ・スリッカーズ』などに出演し、さらにドラマ『ヤング・スーパーマン』ではクラーク・ケントの実の母親であるラーラ・エル役、リブート版の『SUPERGIRL/スーパーガール』では主人公の養母役としても出演している。
さらに彼女は後に大学院へ進学し、神話学と深層心理学の博士号を取得。こうした学びが、作品やキャラクターの“再解釈”への理解につながっているという。
『フラッシュ』出演とミリー・オールコックへの助言
スレイターは2023年の『ザ・フラッシュ』にも登場し、若返ったスーパーガール役として撮影に参加した。その現場では主演のエズラ・ミラーと神話学について会話を交わしたという。
撮影については「非常に大がかりなセットの中での撮影だった」と振り返りつつ、「バービー人形を置いてもよかったのではないかと思うほど若返っていた」と冗談交じりに語っている。
スレイターは自身の神話学の研究を踏まえ、「神話やキャラクターは変化していくべきものだ」と指摘。現代の文化を反映しながら再解釈されることで、作品は生き続けると語った。
「新しい解釈は楽しいものであり、それが文化の中で進化していくことが重要だ」とし、今後のスーパーガール像にも柔軟な変化が続くことを期待している。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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