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ニコラス・ケイジ、『スパイダー・ノワール』でAI利用拒否 Amazonとの今後は?新ドラマ出演も示唆

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ニコラス・ケイジ、『スパイダー・ノワール』でAI利用拒否 Amazonとの今後は?新ドラマ出演も示唆
ニコラス・ケイジ 写真:Craig Barritt/Getty Images for ReedPop
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ニコラス・ケイジが、ドラマ『トゥルー・ディテクティブ』シーズン5への出演の可能性を示唆した。また、Prime Videoのドラマ『スパイダー・ノワール』では、AIによる自身の利用を認める許諾書に署名しなかったと告白。今後、Amazonと再び仕事をすることはないかもしれないとの考えを明かした。

ケイジは、ニューヨーク・コミコンで開催されたトークパネルに登壇。これまでのキャリアを振り返りながら、AIの普及によって変化する映画業界や、今後の活動について語った。

ニコラス・ケイジ、『スパイダー・ノワール』のAI利用許諾に署名せず

ケイジは、情報が急速に広がる現代のエンターテインメント業界で、俳優としてどのように活動を続けていくべきか模索しているという。SNSのミームやGIFを通じて作品やキャラクターが広まる時代に、観客との接点を保つ方法についても考えを明かした。

そのうえで、AmazonのAI活用に言及。『スパイダー・ノワール』への出演に際し、AIによる自身の利用を許諾する書類への署名を拒否したと説明した。

「AIの時代をどう生き抜くのか。AmazonはAIに非常に積極的な企業で、OpenAIに500億ドルを投資しています。私はAIに好意的な俳優ではありません。『スパイダー・ノワール』でAIに自分を利用させるための許諾書には署名しませんでした」

ケイジはさらに、「おそらく、あのスタジオと再び仕事をすることはないと思います。でも、それで構いません」と語った。

今後は、YouTube文化などの影響を受けながら独自の手法で作品を生み出すZ世代の監督たちと仕事をしたいという。

「彼らはゼロから、自分たちの手で作品を作っています。そういう人たちと一緒に仕事がしたいのです」

『トゥルー・ディテクティブ』シーズン5への出演を示唆

ケイジは今後の活動について、映画への連続出演だけでなく、テレビドラマへの出演も検討していると明かした。

「映画に何本も続けて出演するわけにはいきません。生活のために、新しい働き方を考える必要もあります。家族を養わなければなりませんし、映画への連続出演も避けたいのです。だから、またテレビドラマに出演することになると思います」

その候補として名前を挙げたのが、HBOの犯罪アンソロジードラマ『トゥルー・ディテクティブ』だ。

「『トゥルー・ディテクティブ』の1シーズンに出演するかもしれません。私が最初に発表してしまっても大丈夫ですよね?」

ケイジは冗談交じりに出演の可能性を口にしたものの、最後には「実際に出演するかどうかは、まだ分かりません」と含みを持たせた。現時点で、出演が正式に決定したわけではない。

また、『ナショナル・トレジャー』シリーズの新作についても話題に上った。ケイジは、監督のジョン・タートルトーブがイベントで第3作に言及したことを引き合いに出し、監督たちにはマイクを持たせないほうがいい、とユーモアを交えて語った。

さらに、次に出演したい作品のアイデアを問われると、主人公ベン・ゲイツがジェフリー・エプスタイン関連の資料を追う『ナショナル・トレジャー』というアイデアを披露した。

「今の時代に関係のある題材です。私ならその映画を作ります」

そう冗談を飛ばし、会場を沸かせた。

ニコラス・ケイジ、新作『Perish』では夢から役作りのヒントを得る

パネルでは、ケイジが撮影に取り組んでいる映画『Perish(原題)』についても語った。夢の中で体験した不思議な出来事が、演じるキャラクターを理解する手がかりになったという。

夢の中でケイジは、赤ん坊を守るべきか、美しい女性たちの誘いに応じるべきかという状況に置かれていた。最終的に赤ん坊を守ることを選んだケイジは、目覚めたとき、その体験が役を演じる手がかりになったと感じたそうだ。

「夢の中で私は自分自身で、そこには小さな赤ん坊がいました。一方には美しい女性たちがいて、『ニコラス、私たちのところへ来て』と誘っていました。でも私は、『この赤ん坊が誰の子か分からない。守らなければ』と思ったのです。赤ん坊を置き去りにできないと考え、目が覚めたとき、『これでこのキャラクターの演じ方が分かった』と思いました」

また、監督との仕事については、セリフの言い方まで細かく指示する演出家は好まないと説明した。

「そこまで指示するのなら、なぜ私を起用したのでしょうか」

自身の演技に対する考えをそう語った一方で、監督と意見が食い違うこともあるという。

未公開の映画『The Prince(原題)』では、独特な手の動きを取り入れた演技について、監督が難色を示したことを明かした。それでもケイジは自分の演技に確信を持っていたという。

「これはうまくいくと本当に思っています。映画を見れば、うまくいっていると分かるはずです」

幅広いジャンルに挑戦し続けるニコラス・ケイジ

ケイジは、これまでのキャリアを振り返りながら、俳優として常に新しい表現を学び続けてきたと語った。

インディペンデント映画のドラマからアクション、アドベンチャー、コメディまで、さまざまなジャンルに挑戦することで、自身の演技の幅を広げてきたという。

「大切なのは、学び続けることです。自分を刷新し、技術を磨き、表現できる色彩を増やしていくことだと思います」

『コン・エアー』『ゴーストライダー』『リービング・ラスベガス』『ヴァレー・ガール』など、キャリアを彩る作品にも話題は及んだ。

ケイジは、自身が演じてきた個性的なキャラクターについて、どれほど突飛な設定であっても、その根底には観客が共感できる感情があると考えている。

「どのキャラクターも、技術的な部分を除けば、誤解されることはないと思います。どの役も、人々が何らかの形で共感できる感情から生まれているからです」

AIの普及によって映画制作の環境が変化するなか、ケイジは新たな世代の監督との仕事に関心を示すと同時に、テレビドラマへの出演も視野に入れている。『トゥルー・ディテクティブ』シーズン5への参加が実現するのか、今後の動向が注目される。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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