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ディディ、ペンシルベニア州の刑務所に移送 特別待遇報道と善行日数41日分取り消しの背景

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ディディ、ペンシルベニア州の刑務所に移送 特別待遇報道と善行日数41日分取り消しの背景
ショーン・“ディディ”・コムズ 写真:Theo Wargo/Getty Images for MTV
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ラッパーで音楽界の大物として知られるショーン・“ディディ”・コムズが、収監先の連邦刑務所から別の施設へ移送された。刑務所内で持ち込み禁止品を所持していた疑いや、他の受刑者に金銭を渡して身の回りの世話をさせていたとする報道が相次いでいた。ただし、今回の移送の具体的な理由は公表されていない。50カ月の禁錮刑に服すコムズは、規律違反を理由に善行による刑期短縮日数41日分を取り消されていた。

ディディ、ニュージャージー州からペンシルベニア州の連邦刑務所へ移送

米連邦刑務所局は2026年10月16日(金)、米『ハリウッド・リポーター』などのメディアに対し、56歳のコムズがニュージャージー州のFCIフォート・ディックスから、ペンシルベニア州のFCIアレンウッド・ローへ移送されたことを認めた。

新たな収監先は、ペンシルベニア州ウィリアムズポートの南に位置する、警備レベルが低い連邦刑務所だ。連邦刑務所局は移送について、「2026年10月16日(金)にショーン・コムズがFCIアレンウッド・ローへ移送されたことを確認できる」と説明。一方、受刑者のプライバシーや安全上の理由から、移送の具体的な事情や収容環境については明らかにしていない。

移送前、コムズは刑務所内での規律違反をめぐり、一般の受刑者とは隔離された特別収容区画(SHU)に移されていたと報じられている。さらに、規律違反により善行による刑期短縮日数も取り消されていた。

刑務所内で特別待遇か 持ち込み禁止の端末も使用

コムズの刑務所内での生活については、米NBCニュースなどが報じていた。

報道によると、コムズは他の受刑者の売店口座に金銭を入金する見返りとして、身の回りの世話をさせていたという。コムズの世話をしていた受刑者たちは、ベッドメイキングやトイレ、シャワーの清掃のほか、マッサージも行っていたとされる。また、食事面でも特別な待遇を受けていたと報じられた。

さらに、NBCニュースは、コムズが持ち込み禁止の携帯電話やタブレット端末を使用していたと報道。タブレット端末にはInstagramのアプリがインストールされていたとされる。コムズはこうした端末を通じて外部と連絡を取り、身の回りの世話をする受刑者たちの売店口座に金銭を入金する手配をしていたという。

こうした報道が相次ぐなか、コムズは規律上の問題を理由に特別収容区画へ移されたと報じられた。また、善行による刑期短縮日数(グッドタイム・クレジット)のうち、41日分が取り消された。これにより、釈放予定日は2028年3月2日となっている。

頭部の負傷で一時搬送 代理人は新たな施設での生活に期待

移送に先立つ10月10日には、コムズが頭部を負傷して病院に搬送されたと報じられた。

米TMZは、コムズが同日午前1時ごろに刑務所を出て、午前7時前には施設に戻ったと報道。負傷の詳しい経緯については複数の報道があるものの、刑務所内でのけんかが原因だったとする報道について、米連邦刑務所局はAP通信に対し、「その話は事実ではなく、起きていない」と否定している。

コムズの代理人ジュダ・エンゲルマイヤーは、10月16日(金)、AP通信に対し、今回の移送について「受刑者の収容先は連邦刑務所局が決定するものであり、今回の移送の具体的な事情について、私たちから説明することはできない」とコメントした。

そのうえで、「ショーンは前に進むことに集中している。新しい施設での時間が有意義なものとなり、不必要な混乱なく過ごせることを願っている」と述べた。

ディディ、売春目的で人を移送した罪2件で有罪 50カ月の禁錮刑に控訴

コムズは2025年7月の裁判で、売春目的で人を移送した罪2件について有罪評決を受けた。一方、より重大な罪にあたる組織的犯罪の共謀罪と性的人身取引罪については無罪となった。

同年10月の量刑審理で言い渡された刑は、50カ月の禁錮刑。コムズの弁護団は有罪判決と量刑を不服として控訴しており、2026年4月には第2巡回区連邦控訴裁判所で口頭弁論が行われた。現時点で裁判所の判断は示されていない。

コムズは現在、ペンシルベニア州のFCIアレンウッド・ローで刑に服している。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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