『逃走中 THE MOVIE』JO1&FANTASTICSのメンバー6人がメインキャストで共演
フジテレビの人気バラエティ番組を映画化する『逃走中 THE MOVIE』に、グローバルボーイズグループ「JO1」の川西拓実、木全翔也、金城碧海、ダンス&ボーカルユニット「FANTASTICS」の佐藤大樹、中島颯太、瀬口黎弥がメインキャストとして出演する。
「逃走中」は、遊園地やショッピングモールなどを舞台に参加者がさまざまなミッションをクリアしながら、ハンターと呼ばれる追跡者から逃げた時間に応じて賞金が獲得できるが、捕まった瞬間にゼロになるという過酷なサバイバルゲーム。
2014年に放送がスタートし、20周年の節目を記念しての映画化となる。
テレビでは最高賞金が100万円で、参加人数は20人ほどだったが、映画では100億円、1000人と大幅にアップ。
舞台も東京全域という壮大なスケールとなるが、捕らえられれば消滅(死)というまさに命懸けの逃走劇が描かれる。
人気グループ同士の共演となる6人は、高校時代は陸上部で同級生だったが今は別々の道を歩んでいるという設定。
逃走していく過程で、それぞれがゲームに参加した理由や思惑が浮き彫りになっていく。
撮影は既に終了しており、大学の陸上部に進んだ橘大和役の川西は「20周年の大きな舞台で僕たちがメインキャストとしてやらせていただけるのはとても光栄でありがたい。大和はちょっと破天荒な部分もあるんですけど、情に厚くて本当に仲間のことを思っているキャラクター」
「ファンの皆さまも逃走中をまだ知らない方も楽しめる、スリルと感動を味わえる作品になっています」とコメントした。
投資にはまっている大学生・伊香賢役の木全は、「FANTASTICSの皆さんとも演技の中で青春を感じられたので、役としての絆はもちろん、撮影を通して仲良くなれてとてもいい関係性が築けました」と充実感たっぷりに話した。
親の工場を継いで資金繰りに悩む北村勇吾役の金城も、「6人の絆や、サポートしてくださっているスタッフの皆さんの顔や真剣なまな差しを目の当たりにして、感情の線を超えて演じられたような気がします」と手応え十分の様子だ。
中島は数学科の堅実な大学生・大澤瑛次郎を演じ、「この物語は一人一人の過去や背景など、いろいろな要素が深いところまで描かれていてストーリーにすごく勇気をもらいました」と語った。
ファッションオタクの専門学校生・西園寺陸役の瀬口は、「映画では新たなタイプのハンターも出てきますが、その迫力ある存在感は逃走中ならではの怖さだなと思いました」と撮影を振り返った。
陸上部の元エース・寺島譲司役の佐藤はテレビの「逃走中」にも出演したことがあり、「反響が物凄く、一時的にでも子供たちのヒーローになれたと思えた」と述懐。
そして、「JO1の3人とお芝居できたのが自分の中で財産になったと思いますし、刺激をいただきました。海外の方も必ずとりこにできる作品だと思うので、後悔はさせません」と自信のほどをアピールした。
他にも田鍋梨々花、川原瑛都、内田慈、笠原秀幸、長井短、本多力が出演。
監督は『劇場版コードブルー -ドクターヘリ緊急救命-』の西浦正記が務めている。
『逃走中 THE MOVIE』は、7月19日に全国で公開される。
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元
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