NBCユニバーサル、2024年パリオリンピックで広告記録を期待、女性スポーツブームの恩恵を受ける見込み

NBCの報告では2024年に来たるパリオリンピックですでに12億ドルの広告販売を記録している。

2024年のパリオリンピックは、NBCユニバーサルにとって大ヒットになりそうだ。

オリンピック・パラリンピック販売担当社長のダン・ロビンガー氏によると、同社はまだ数ヶ月先の大会にもかかわらず、すでに12億ドルの広告収入を計上しており、今後数週間のうちにあらゆるオリンピックの広告記録（2020年の東京大会では12億ドル強を獲得）を上回ると予想している。

NBCは「オリンピック史上最高の広告収入を生み出す軌道に乗っている」とロビンガー氏は火曜日の記者会見で述べ、これまでに確保された12億ドルのうち約3億5000万ドルが新規スポンサーからのものであると付け加えた。

ロビンガー氏は、ノンアルコール飲料部門、CPG部門、金融サービス、小売、エンターテインメントが広告カテゴリーで最も大きな伸びを見せていると述べた。

また、ロビンガー氏は、最近の記録的なNCAAの女子トーナメントによって牽引された女性スポーツブームを活用するのに、オリンピックは最高の位置にあると述べ、「女子オリンピック選手を支援するために、広告主が特にオリンピックに来ているのを目にしている」と指摘した。

「オリンピックは、最高レベルで女性アスリートを称え、称賛する環境の中で、女性スポーツファンにリーチするのに最適な場でもあります」とロビンガー氏。

「最近の女子NCAAトーナメントで見られた途方もない視聴率を考えると、広告主がスポーツで女性を支援し、女性視聴者にリーチする機会は、オリンピックほど大きなものはありません。実際、大会期間中のプライムタイム放送の半分以上が女子スポーツに充てられており、オリンピック開催年のプライムタイム放送における女性のカバレッジの99％がオリンピック期間中に行われるのです」

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。