ゼンデイヤ、ロボティック・ボディスーツの着用「本当に頭がくらくらした」と告白
ゼンデイヤは今年2月にロンドンで行われた『デューン 砂の惑星 PART2』のワールドプレミアで、ヴィンテージのクロームルックで登場。
最近、Vogue誌の「Life in Looks」ビデオシリーズで、記憶に残るレッドカーペットの瞬間の裏側を語った。
大胆なアイデアにスタイリストも躊躇
ゼンデイヤは、1995年のミュグレー・クチュール・コレクションのクロームボディスーツを着用するアイデアをスタイリストのロー・ローチに提案。
最初は彼に信じてもらえなかったと語った。
「彼は『本気なの?』って言ってた」と会話を振り返った。
「冗談じゃないよね?私にこれを始めさせて、最後の最後で怖気づいて着るのをやめたりしないでよね。」とローチ氏はゼンデイヤに警告したという。
ボディスーツの着用は「運命だった」
相談を重ねた後、二人は90年代にこのスーツを作成したデザイナーの一人と共に、試着する機会に恵まれた。
スーツの特定のプロポーションのため、サイズ合うかわからなかった。
しかし、ゼンデイヤは「まるで手袋のようにフィットした」と振り返った。
このルックでのプレミアへの登壇が「運命だった」のだと受け止めたという。
が、ワールドプレミアが近づくにつれ、ゼンデイヤはこのボディスーツを着ることに伴ういくつかの難点から「悪いアイデアだったかもしれない」と考え始めたと認めた。
たった10分の着用で「頭がくらくらしてきた」
「10分、いや、それよりも短い時間着ただけで、すぐに頭がくらくらしてきた」と説明。
「金属は熱を伝えやすいし、こもりやすい。完全なボディスーツだから、皮膚の上に金属の層があるの。日が近づくにつれ、私は『これは悪いアイデアだったかも。なんでこんなことしたんだろう?』と思い始めた」
しかし、このアイコニックなルックでの登場を成し遂げることに専念し、「とにかく、着て、表に出て行って、やり遂げた」と付け加えた。
ゼンデイヤは金属のボディスーツを長く着ていたわけではない。
プレミアの後半はミュグレーの黒のガウンに着替えた。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
編集・翻訳:山口 京香 / Kai Yamaguchi
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