カンヌ国際映画祭、初のサミットでAFCIとパートナーシップを締結
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国際映画委員会協会(AFCI)がカンヌに向かう。
今年5月の第77回カンヌ国際映画祭において、映画祭側がAFCIと提携し、「グローバル・フィルム・コミッション・ネットワーク・サミット」を初めて開催することになった。
サミットの目的とは?
AFCIによると、このサミットでは「本物の物語を伝えるための撮影地選定、先住民コミュニティーとの協働、撮影地に対する固定観念の打破」などについて議論される予定だ。出席者には、各地の映画委員会のメンバー、政策立案者、製作責任者らが名を連ねる。
映画やドラマの製作において、適切な撮影地の選定は重要な課題だ。単に風景が美しいというだけでなく、作品の内容に則した本物の土地柄や文化を反映させることが求められる。また、撮影地の住民との信頼関係構築も欠かせない。このサミットでは、そうした多角的な視点から、理想的な撮影地を見つけるためのノウハウが共有される予定である。
AFCIのエグゼクティブ・ディレクターであるジャクリン・フィルポット氏は、声明の中で、「カンヌでのAFCIの存在感の拡大は、プロダクションにおける映画委員会の重要性の高まりを示すものです」と述べている。
カンヌ国際映画祭のエグゼクティブ・ディレクターであるギヨーム・エスミオル氏は声明の中で、「撮影場所の重要性の高まりは、私たちの業界において急速に注目を集めるトピックになっています」と述べた。
2024年のカンヌ国際映画祭は5月14日から25日まで開催される。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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