Spotifyの有料会員数が第1四半期に2億3900万人に到達
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CEOのダニエル・エクが率いる音楽ストリーミング大手は、オーディオブック専用の価格帯と音楽専用の価格帯を提供する予定だ。
Spotifyは成長を続けており、2024年第1四半期には、プレミアム会員数が2億3900万人、月間アクティブユーザー数が6億1500万人に達し、アナリストの予想に合致した。
CEOのダニエル・エクは、次のような要因が成長率の減速に影響したと述べている。
- 2023年の記録的な数値との比較
- 12月の人員削減による業務への影響
- マーケティング費用の削減
しかし同社は第2四半期にマーケティング活動を強化する計画であると付け加えた。
Spotifyが目指すものとは?
柔軟性を持たせるため、Spotifyはオーディオブック専用と音楽専用のオプションを含む新しい価格帯を導入し、消費者の好みに合わせてより良い価値を提供することを目指す。
第1四半期の収益は20%増の36億ユーロで、税引前利益は1億7400万ユーロと、前年同期から大幅に改善した。
広告収入は18%増加し、ポッドキャストの広告収入は音楽の広告収入よりも高い伸びを示した。Spotifyは、今年中にポッドキャスト部門を黒字化することを目指している。
プレミアム会員収入も、会員数の増加と値上げにより20%増加した。エクCEOは、同社が引き続きユーザー数を増やしながら、収益の成長と利益率の拡大に注力していることを強調した。
米国でTikTokが直面している規制上の課題を受けて、Spotifyは2024年に自社プラットフォームにより多くの音楽ビデオクリップを統合する予定だ。さらに、AIを活用した機能により、音楽の発見を強化することを目指している。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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