ケビン・スペイシー、新たなセクハラ疑惑に言及「隠すものは何もない」
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俳優は、イギリスのChannel 4で5月6日から7日にかけて放送されるドキュメンタリー番組「Spacey Unmasked」で取り上げられる新たな性的暴行の疑惑を否定した。
ケビン・スペイシーは、イギリスのChannel 4で放送予定のドキュメンタリー番組「Spacey Unmasked」で取り上げられる新たなセクハラや性的暴行の疑惑に対し、元イギリスのキャスター、ダン・ウートンとの長時間のインタビュー「Kevin Spacey: Right of Reply」の中で反論した。スペイシーは「隠すものは何もない」と断言し、新たな疑惑を否定した。
スペイシーは、過去に共演者とのフリーティングや関係があったことは認めたが、違法な行為には一切関与していないと強く否定した。過去の行動については責任を取ると強調したが、でっち上げられたり誇張されたりしたと思われる疑惑については謝罪も認めることも拒否した。スペイシーは、疑惑に対する回答期間をわずか1週間しか与えなかったChannel 4を批判し、2017年に自身に対する性的不品行の疑惑を最初に報じたBuzzFeed Newsの記事での経験と比較した。
BuzzFeedの記事の影響と、その後のゲイであることのカミングアウトを振り返ったスペイシーは、自身の公表のタイミングの悪さを認めた。ハリウッドにおける権力の不均衡について言及し、もし自分が本当に「モンスター」だったら、なぜスタジオやネットワークは自分と協力し続けたのかと疑問を呈した。過去の行動で批判を受けているにもかかわらず、スペイシーは自分の過ちと公の場で向き合う覚悟があると表明し、ハリウッドに明確な償いの道筋がないことを嘆いた。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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