『キングダム 大将軍の帰還』ワールドプレミア、山﨑賢人「集大成と言える物凄い映画」

『キングダム 大将軍の帰還』ワールドプレミアの様子
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興行収入50億円以上を記録し続ける人気映画シリーズの第4作『キングダム 大将軍の帰還』のワールドプレミアが13日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、主演の山﨑賢人、吉沢亮、大沢たかおら主要キャスト12人と佐藤信介監督が出席した。

山﨑らは歌舞伎町のゴジラロードに敷かれたレッドカーペットに次々に登場。沿道の約200人のファンに向け、「集大成と言える物凄い映画ができた。皆さんも一緒に熱く盛り上がってほしい」と呼びかけた。

山﨑賢人(左)吉沢亮(右)

舞台は中国の春秋戦国時代。天下の大将軍を夢見て秦で隊を率いるまでにのし上がった信が、大将軍の王騎とともに隣国の趙との天下分け目の決戦に挑んでいく。山﨑は「(第1作の撮影から)信とともに成長してきた7年だった。自分自身の信にパワーをもらい、いろいろな人の思いも背負った最終章を楽しんでもらえるはず」と自信の笑みを浮かべた。

信があこがれる王騎役を担ってきた大沢も、「企画から言えば8年。撮影に入った時から、皆でこの日を夢見てきた。途中、コロナで苦しい時期もあったが、スタッフ、キャストが思い、魂を込めて作ってきた。僕にとって宝物になったし、人生における誇りにもなった」と感慨深げ。王騎は今作で初めて自ら戦場に出るが、部下の騰役の要潤は「レベチ(レベルが違う)です。これに尽きます」と称賛した。

大沢たかお(左)新木優子(右)

秦の国王・嬴政役の吉沢は、「戦場はとんでもなく熱いのに、何も見ずに受け止める芝居は難しかった」と振り返る。それでも、「完成した作品を見て、皆が格好良すぎて泣きました。カッケー、涙ポロッみたいな感じです」と声を弾ませた。

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シリーズ全作を手掛けた佐藤監督は、「8年をかけてこれだけの規模、物語を作るのは、今思えば気の遠くなる作業だった。一つ一つのカットを積み重ねて到達できた作品。劇場で一番力を発揮できる技術を投入したので体感してもらいたい」と満足げな表情。山﨑も、「シリーズ最高の成績を狙います」と高らかに宣言した。

この日はほかに清野菜名、新木優子、岡山天音、三浦貴大、高嶋政宏、山田裕貴、佐藤浩市、玉木宏が出席。『キングダム 大将軍の帰還』は、7月12日から全国で公開される。

取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元

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