THR Japan誌の表紙に浅野忠信が登場

浅野忠信が、ザ・ハリウッドリポーター・ジャパンの東京国際映画祭特別号の表紙を飾る。同時に、浅野は日本人として初めてTHRトレイルブレーザー賞を受賞することが決定した。

この賞は、エミー賞を6回受賞したジーン・スマートやデヴィッド・オイェロウォなど、ハリウッドで新たな地平を切り開いたアーティストに贈られてきた栄誉ある賞だ。浅野への授賞式は、10月30日（水）に東京で開催されるガラ・パーティーで執り行われる。

浅野は30年以上にわたり、映画界の最前線で活躍。『殺し屋1』『座頭市』などの話題作で主演を務める一方、『マイティ・ソー』『モータルコンバット』といったハリウッド大作でも存在感を示してきた。最近では、FXの大ヒットシリーズ『SHOGUN 将軍』で演じた侍「樫木薮重」役でエミー賞にもノミネートされ、世界的な注目を集めている。

現在も精力的に活動を続ける浅野は、北野武監督の最新作『Broken Rage』でヴェネツィア映画祭に参加。今後も『Morte Cucina』『Ravens』など、国際的なプロジェクトへの出演が控えている。インディーズ作品からハリウッド大作まで、ジャンルを超えて活躍する浅野の姿は、まさに“開拓者”の名にふさわしい。

【関連記事】