ティモシー・シャラメ、「用意した受賞スピーチを破り捨てた」エピソードを明かす

ティモシー・シャラメが、受賞スピーチを準備していたにもかかわらず受賞を逃した授賞式後のエピソードを明かした。

映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』にて、シンガーソングライター、ボブ・ディランを演じているシャラメ。映画の宣伝で出演した番組にて、司会者のニコール・ライアンがシャラメに、受賞スピーチは前もって書いておくものなのか、それとも壇上に呼ばれたときに書くものなのかと尋ねた。これに対して、シャラメはコミカルな受け答えをした。

「素晴らしい質問ですね。あなたが言ったように、私はこれでゴールデングローブ賞に4度目のノミネートになります」と彼は言った。「これだけは教えてあげます…家に帰って、使う必要のなかった小さな紙を破いて、心の中でこう思います。これほどユニークで陽気で誰にも共有できないものはありません。「このナルシストで傲慢なクソ野郎め。どこでこれを使うと思ったの？」

伝記映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』でのボブ・ディラン役で注目を集めたシャラメは、ゴールデングローブ賞のドラマ部門男性俳優賞にノミネートされた。これまでに『君の名前で僕を呼んで』（オスカー賞にもノミネート）、『ビューティフル・ボーイ』、『ウォンカ』でノミネートされており、今回のノミネートは4度目となる。

『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』は、日本では2025年2月28日に劇場公開される。

※本記事はオリジナル記事から抄訳・要約しました。翻訳／山中彩果