『シンプル・フェイバー2』がSXSWのオープニング作に決定、ブレイク・ライブリーとアナ・ケンドリックが続投

2018年のミステリー・スリラー映画『シンプル・フェイバー』の続編『シンプル・フェイバー2』が、世界最大級のカンファレンス＆フェスティバルである、SXSW《サウス・バイ・サウスウエスト》のオープニング作品として上映されることが決定した。また、Amazon Primeにて5月1日から配信されることも発表された。

この発表により、主演のブレイク・ライヴリーが映画『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』のジャスティン・バルドーニ監督との法的争いを抱える中、『シンプル・フェイバー2』の公開時期についての憶測に終止符が打たれた。

ニューヨーク郊外に住むシングルマザーのステファニー（アナ・ケンドリック）はブログを運営している。
ある日、同じクラスに息子を通わせるエミリー(ブレイク・ライブリー)に誘われて、豪華な邸宅を訪ねることになる。
事故で夫を失い、保険金を切り崩しながら子供を育てている朗らかで気立てのいいステファニーと、スランプに陥っている作家の夫、ショーン（ヘンリー・ゴールディング）と愛し合い、華やかなファッション業界で働くどこか気怠くミステリアスなエミリー。対照的なふたりだったが、親密な仲になっていった・・。

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先月、監督のポール・フェイグは、ライヴリーの法的問題の影響で映画が公開中止になったという根拠のない噂を完全に否定。「これは全くのデタラメだ。映画は完成しており、もうすぐ公開される」とコメントしていた。

続編はアナ・ケンドリックとブレイク・ライヴリーがそれぞれステファニー・スモザーズとエミリー・ネルソン役で復帰する。本作は、エミリーが裕福なイタリア人実業家との豪華な結婚式を控えたカプリ島を舞台に展開し、そこに殺人と裏切りが絡むミステリーとなっている。

キャストには、アンドリュー・ラネルズ、バシール・サラフディン、エリザベス・パーキンス、ミケーレ・モローネ、アレックス・ニューウェル、ヘンリー・ゴールディング、アリソン・ジャネイなども名を連ねる。

「『ブライズメイズ』や『SPY/スパイ』を成功裏にプレミア上映した、大好きなSXSWに戻ってこられて、これ以上ないほど嬉しい。さらに、本作がオープニング作品として上映されることは本当に光栄だ」とフェイグ監督はコメント。「今まで自分の作品の続編は避けてきたが、このキャラクターたちがあまりに楽しくて、また描かずにはいられなかった。アナ、ブレイク、ヘンリー、アンドリュー、ミケーレ、エリザベス、アレックスと一緒に、SXSWの素晴らしい観客とこの映画を観ることは、自分の“やりたいことリスト”の一つ。それを3月7日に達成できるのが楽しみだ」と語った。

SXSWでのプレミア上映は、主演のライヴリーが現在『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』の監督ジャスティン・バルドーニと法的争いの渦中にある中で決定。月曜日には、ライヴリーとバルドーニの弁護士が初めて法廷で対面し、ルイス・リマン連邦判事が「事件に影響を与える可能性のある報道向けの発言を控えるよう」指示した。裁判は2026年3月に開始予定。

夢を実現すべく、ボストンにやってきたリリー。
そこで脳神経外科医ライルと情熱的な恋に落ちる。
幸せな日々を過ごす二人だったが、リリーを大切に想うライルの愛は、次第に望まぬ形で加速、それは彼女が封じたかつての記憶を呼び覚ますものだった。
自分の信じる未来を手にするため、リリーは過去の自分自身と向き合う。

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本作は、すでに発表されているSXSWのラインナップに加わる形となり、その中にはセス・ローゲン＆エヴァン・ゴールドバーグのシリーズ『ザ・スタジオ』、ベン・アフレック主演の『ザ・コンサルタント2』、A24製作のジェナ・オルテガ主演『デス・オブ・ア・ユニコーン』などが含まれる。

SXSWのプログラム責任者は「昨年秋に本作を観た瞬間、SXSWのオープニングにふさわしいと確信した。まさに私たちが求める“電撃的な感覚”をもたらしてくれた作品」と語り、Amazon MGMの責任者は「ポール・フェイグ監督は、ミステリー、ウィット、そして予想外の展開を絶妙にブレンドした。ブレイク・ライヴリーとアナ・ケンドリックを中心としたキャスト陣が、シリーズを新たな高みへと押し上げている」とコメントした。

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。

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