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『エイリアン:アース』編集者が明かす制作秘話――地球外生命体・ゼノモーフの表現と“長回し”が引き出す緊張感

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バボー・シーセイとゼノモーフ(地球外生命体)、『エイリアン:アース』より
バボー・シーセイとゼノモーフ(地球外生命体)、『エイリアン:アース』より 写真:FX
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リドリー・スコット監督の『エイリアン』(1979年)から始まる『エイリアン』シリーズでは毎回、ゼノモーフ(地球外生命体)の存在が大きな注目を集めてきた。

そして、昨年ディズニープラスで独占配信された初のドラマシリーズ『エイリアン:アース』でも、ゼノモーフが独自の方法で表現された。

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脚本家・監督を務めたノア・ホーリーは、編集者レジス・キンブルとともに16年間にわたり、FXのドラマ『FARGO/ファーゴ』(2014年~)や『レギオン』(2017年~)、そして最新作『エイリアン:アース』などを手がけてきた。その過程で2人が築き上げてきたのが、「可能な限りカット数を減らす」という手法だ。

キンブルはこう語る。「ノアは、できるだけ少ないカットでストーリーを伝えることに強いこだわりを持っています。観客にシーンから何かを感じ取ってもらう演出を好み、一から十まで説明するような演出はしません」

彼らの作品にはもう一つの特徴がある。それは、長時間の引きのショットを撮影し、クローズアップを多用しないことだ。

「多くのシーンで、引きの構図のままかなり長い時間ショットを保ちます。もちろんクローズアップも使いますが、アップに至る十分な理由を提示します。すべてのセリフをアップで見せるような撮り方はしません」

長回しのショットや、クリーチャーが隠れている空間を広く映し出す引きの構図は、静かな緊張感と不安を生み出す。

『エイリアン:アース』撮影現場にて
『エイリアン:アース』撮影現場にて 写真:FX

このスタイルは、スタンリー・キューブリックや、映画版『ファーゴ』(1996年)を手がけたコーエン兄弟の演出にも通じるものがある。また、『エイリアン:アース』のような本格派ホラーとの相性も良い。

実際、これまでの『エイリアン』映画では、クリーチャーの全貌をできるだけ見せない演出を重視してきた。また、H・R・ギーガーのデザインによるゼノモーフは、シリーズの象徴でもある。

しかし本作では、このゼノモーフの登場を引き延ばす演出は重視されていなかった。

キンブルは、「観客は、すでに十分すぎるほどゼノモーフの姿を見ています。(シリーズ第1作『エイリアン』が公開された)1979年以来、その正体は周知の事実になっているんです」と語る。

とはいえ、第2話でゼノモーフに兵士が襲われるシーンは、あまりにも残虐な仕上がりになってしまい、FX側から表現を抑えるよう求められたという。ホーリー自身から見ても「過激すぎる」と判断したのだ。

「ショットを短くしたり、映像の一部を暗くしたりすることで、そこまで直接的な描写にならないよう調整しました」とキンブルは振り返る。

そしてキンブルは、自身の仕事について謙遜しながらこう語った。

「立体的なキャラクターがいて、観客が共感できるだけのリアリティがあること――すべてはそこから始まります。脚本に書かれたことや、その意図どおりに撮影が行われれば、編集作業は純粋に楽しいものになります」

『エイリアン:アース』はディズニープラスで独占配信中。

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※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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