エミー賞 2023: 米テレビ・アカデミーが像の75周年限定デザインを公開
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米テレビ・アカデミーが火曜日、今年で75周年を迎えるエミー賞の新たな像を公開した。なお、土台に“75”と刻まれた像は今年限定のものだという。
テレビ・アカデミーによると、初代のエミー像のデザインは48個目の案で採用されたそうだ。アカデミーのシニア・クリエイティブディレクター、スコット・ビュフォード氏は「今回は完成まで約48週間を要しました」と声明内で明かした。
「上層部に像の変更を要求されたときは、まず“いいんですか?自由の女神像に美容整形を施すようなものですよ”と反応しました」
アカデミーの会長兼CEOモーリー・マッキンタイア氏は「私たちは、アニバーサリーに敬意を払う方法を模索しました。エミーは優秀者を称える賞です。その基準は75年間変わっていません。なので、エミー像そのものを大幅に改変したくはありませんでした」と語った。
1948年に誕生したエミー像は昔から手作りで、重さは約3kg、直径は約40cm。翼をもった女性を取り付けた像を、銅、ニッケル、銀、24カラットの金でめっきする。1体あたり5時間半をかけて制作される。
第75回エミー賞は、9月18日に全米で生放送される予定。しかし情報筋によると、脚本家組合のストの影響で、アワード関係者は授賞式の延期などを含め、不測の事態を想定した話し合いを進めているという。
※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌
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